ブログの効果

 ご近所の飼い主さん達が、グチ満載のこのブログを読んでくださるようになって、「大変ねぇ」とか「頑張って」という励ましの言葉を、今まで以上に頂戴するようになった。(あ)としては、恥ずかしいやら嬉しいやらで、すぐに言葉が見つからず、モゴモゴと「ありがとうございます」くらいしか言えない。
 ブログに掲載した写真を見て、ルーシーに向かって「アンタ、可愛い顔して、お母さんに歯を剥いたりするの。」と言われる。また「良い子にしなきゃダメよ」と説諭していただくことも多い。残念ながら、本人は、皆さんのお言葉の前半部分しか理解しておらず「可愛いって言ってくれるの?」「そうでしょ?私って良い子でしょ?」と尻尾を振り、おやつをねだろうとする。また、スキあらば、他の飼い主さんの顔をめがけて飛びつく。本人は褒められたと勘違いして興奮し、感謝の気持ちを素直に表現したいだけらしいのだが。困ったヤツだ。
 特に身長が160センチくらいまでの女性および子供に対しては、ルーシーは「飛びつき可能圏内」と認識しているようだ。ルーシーの飛びつきは激しい。本人はキスのつもりでも、子供達には頭突きである。(あ)の場合、ルーシーが自分に飛びつこうとする瞬間、ルーシーの両肩を手で押さえるようにしており、これで直接被害は激減した。しかし、ホウキを片手に掃除中、ふいに横手から襲われ避けることができないこともある。(助走付きのジャンプですから)
 公園で出会う飼い主さんの中には、ルーシーが飛びついてくることを察知して、その瞬間に背中を見せて「ダメ!」と教えてくださる方もいる。しかし、ルーシーは、自分の飼い主以外に対しては、しつこく前に回って再度トライしようとする。我が犬ながら、相手の態度も空気も読めない鈍感さに頭痛がする。
 皆さん一応に「同情するわぁ」という表情を浮かべ(あ)を励ましてくださる。それぞれに、ワンちゃんを家族の一員として育ててこられた方ばかりだ。頭の中で、ご自身の経験とブログの内容を照らし合わせておられるのだろう。それで、この表情ということは・・・やっぱり、私たちは救いようのないコンビのようだ。