今期最後のしつけ教室

 今日は今期最後のしつけ教室。ドッグダンス風のトレーニングやクレート・トレーニング、飼い主がお茶を飲んでいる間、黙って待てができるかなどのチェックをした。落第なしの前提ではあるが、なんとか中級を終了。やれやれである。
 ドッグダンス風のトレーニングというのは、音楽に合わせて中級までで習った指示動作をするものだ。「お座り」「伏せ」「待て」「ターゲットハンドによる誘導」などの基本的な指示動作と、音楽が流れたり、他のワンちゃんが側を動き回ったりしていても、飼い主に集中できるかどうかを確認する。例えば、自分の犬を座らせて待たせておき、リードを離して他のワンちゃんのところに挨拶に行く。そして自分の犬のところに戻って「待て」を解除。次は、相手のワンちゃんが自分のところに挨拶に来るので、自分の犬には座ったままで再度待ての確認指示を出す・・・といった動作。
 ところが問題は、音楽に合わせて、これらの動作を犬にさせるという点で、何回かこのトレーニングをやっているはずなのに、指示動作の順番や種類を全く覚えていない(あ)は、初めからパニック。間違うこともしばしば。我ながら情けないほどのボロボロだった。一方ルーシーは意外と冷静に指示を覚えていて、(あ)が間違った指示を出しても「え〜?違うんじゃないのぉ?」と教えてくれる。全く、どっちが飼い主か分からない。先生には「ルーシーに助けてもらっているよ」と笑われる有様だ。
 音楽が好きなルーシーは、このトレーニングが好きなようだ。教室では、アジリティに毛が生えたようなことも教わったが、その時よりも集中しているし、何よりも笑顔を見せてくれる。問題があるとすれば、それは多分に(あ)の方だ。どうやらルーシーの方が(あ)よりも余裕があるらしく「(あ)の慌てぶりを見て楽しんでいるのでは?」と思えるほどだ。
 8月は教室が休みなのだが、ドッグダンスのクラスがオプションで開催される。ルーシーがドッグダンスに興味があるようなら参加しても良いとは思うけれど、(あ)の方がついていけないかも。先生は「このクラスは初心者用だし、またルーシーが助けてくれるから大丈夫よ。だからやろうよ。」と言ってくれたが、どうもその場で「じゃあ、やります」とは言えなかった。それほど(あ)がダメダメなのだ。うー、私って、こんな記憶力が悪くて運動神経が鈍かったっけ?ルーシー、ごめんね。