ピーママさん、ありがとうございます

 昨夜ピーママさんからお電話をいただいた。先日お友達に会われる機会があり、お友達の中にルーシーとつながりのあるワンちゃんの飼い主さんがおられたそうだ。このブログにもコメントをつけて下さったので、そのことは知っていたが早く知らせようと、わざわざ連絡を下さった。
 つながりのあるワンちゃんは2匹。どちらも男の子らしい。ルーシーの場合、父親がオーストラリア出身なので、父親の筋の親戚さんや兄弟を見つけるのは非常に難しい。これは(あ)にとって予想外だった。犬舎が神戸と自宅に近いから、兄弟姉妹だって、もっと簡単に見つかるだろうと思っていたからだ。今まで2つほど親戚捜しのサイトにデータを登録したけれど、見つかった親戚さんは母親の筋ばかり(それも非常に遠い)だ。父親サイドの親戚さんを見つけるのは、ほぼあきらめかけていた。

 「で、どんなワンちゃんですか?」と、(あ)は声を潜めて訊いた。(別にヤバイ事実ではないんだけど、なんだか相手のワンちゃんに悪くって。)
 「それがねー、どっちもフリスビーとかに出ている優秀なワンちゃんなのよー。」と、ピーママさん。
 「・・・ルーシーと血がつながってるんですか?」と(あ)。若干疑念が頭をよぎる。
 「それにねー、どっちもまったりとした感じなの。」と、ピーママさん。電話からクスリと笑う声がした。
 「え〜?まったり?!本当にルーシーと血がつながっているんですか?」と(あ)。うーむ、本当に親戚さんなのだろうか?

 どうやら異母兄という関係らしい。しかし、お話を聞くだにルーシーとは正反対の性格みたい。
 ピーママさん「私が会ったワンちゃんの飼い主さんは、ルーシーちゃんのお母さんのことも知っていてね。お母さん、どうやらヤンチャだったらしいよ〜。

 なるほど〜、ポン!(膝を打つ音)コイツの性格は、母ちゃん譲りかぁ!
 その場では妙に納得してしまった(あ)だったが、電話を切った後、親戚さんにどうアプローチをしたら良いものか悩んでしまった。
 たとえば、ルーシーが他のワンちゃんと同じくらい優秀で、気だての良いワンちゃんだったとしよう。「ウチのルーシーは、お宅のワンちゃんと血がつながっているらしいんですよ」と、胸を張って自己紹介できる。相手の飼い主さんも、ルーシーを見て喜んで下さると思うのだ。
 しかし、ルーシーのようなゴーマン・ワンコと血がつながっていると聞いて、相手の飼い主さんはどう思うだろう。親戚にタヌキがいると言われて「そうですか!」と喜んで下さる方がいるだろうか?
 二匹のうち一匹については、飼い主さんがブログを作っておられたので「いつかお目にかかれるのを楽しみにしてます」と、コメントを残すことにした。う、なんて控え目なんだろう、私。ていうか誰のせいで、こんな気を遣わないといかんのだ、オイ!
 帰宅した旦那に、経緯を話し「ピーママさんが気を遣ってくださったのよ。」と言うと、ひとしきり感心した後に「うーん、世間は狭いと仰っていたけれど、ピーママさんの顔が広いんじゃない?」だって。そのとおり。座布団一枚。
 ピーママさん、情報をありがとうございました。