吠える、吠えれば、吠えるとき1〜”Outwitting Dogs”
ルーシーに吠え癖はないと思うのだが、それでも特定の状況で吠える。ん?・・・ということは、やっぱり吠え癖があるということなんだろうか?
一番頭が痛いのは運転中だ。後部座席に置いたバリケンの中でグルグル回りながら鳴く。昔、通っていたシツケ教室でア○アストップなる商品を勧められ、車で出かける際には必ず首回りに装着しているが「ワン」が「アウ」になるくらいだ。声を出し、バリケンを揺らす度に、後部からプシュプシュと音がして、車内は柑橘系の香りが充満する。こちらがガマンできずに窓を全開すると、本人は興奮して、さらにグルグル、プシュプシュ。信号待ちの時、隣の車線に止まった車から指さして笑われることもしばしば。えーい、恥ずかしいヤツめ。
テリー・ライアン先生の"Outwitting Dogs"を読んでいる。問題となる吠え癖は、飼い主や周囲の人々の許容範囲によるが、長時間にわたって吠え続けたり(一回につき数回以上吠える)、一日に何回も(2,3回以上)吠えることを指すらしい。吠えることは、周囲の人間に嫌な思いをさせ迷惑をかけるけれど、それ以上に他に問題があることを示唆していることがある。ガス抜きの必要性や分離不安、助けを呼ぶ声などが考えられるという。
先生に言わせると、吠える原因は大きく分けて6つ。
+ Attention(注目を得るため)
+ Offensive Barking(攻撃のため)
+ Defensive Barking(防御のため)
+ Recreation (楽しいから)
+ Enthusiasm(やる気満々)
+ Separation Anxiety(分離不安)
それぞれに定義があるのだが、ルーシーの場合は「注目を得るため」と「攻撃のため」と「やる気満々」。車で吠えるのは「やる気満々」ということらしい。
「やる気満々」が理由で吠える時、犬はエネルギーを発散しているらしい。声はピッチが高く長時間吠え続ける。吠えながら動き回る。表情は耳をピンと立てハッピーそのもの。尻尾を振りハァハァと息を切らす。
『このタイプの犬は、吠えることで自分の吠え癖を強化してしまう。フィードバック・ループだと考えて良い。興奮する→吠える→興奮する。』だって。あぁぁ、ルーシーそのものやんけ〜。
で、対策は?
長くなるので次回へ(笑)。