リズ山

 昨日の夕方は、いつものルートでF公園に行ったものの芝生は水浸し。とても走れそうもなかったので、ピョンちゃん、アルノ君と一緒にしばらく歩く。そして途中から別れてK池公園へ。ふと思い立って、リズちゃんの家の前を通る。
 ちょうどお姉ちゃんのお友達が帰るところで、リズちゃんのママとお姉ちゃんに出会いました。リズちゃんは、玄関につながれていたけれど、こちらに向かって猛烈アピール。
 リズちゃんは、ルーシーよりも1歳ほど若い。以前はF公園にも来ていたが、公園が家から遠いのと、訪れるたびに沼の魔力に引き込まれてしまうので、しばらく行っていないとのこと。最近F公園の常連ワンコで、リズちゃんほど走れるワンちゃんは少なくなったから、それも足が遠のく理由なのかもしれない。
 連れだってF小学校前の公園に向かう。リズちゃんは、久しぶりにワンちゃんと遊べるとあって、待ちきれない様子。途中でもピョンコピョンコと飛び跳ね、リードを噛んで「早く、早く〜!」とアピール。興奮のあまり、もよおして植え込みの奥に入っていく。急いで用を足す間、ルーシーが行ってしまわないかとチラチラこちらを見ていた(笑)。相変わらず、遊ぶのが大好きな可愛いワンコである。
 こっちの公園は砂地のせいか、幾分水はけが良いようだ。少しだけルーシーと一緒に遊んでもらう。いつの間にか力関係が逆転したらしく、リズちゃんが追いかける役になっている。ルーシーも久しぶりの追い駆けっこを楽しんでいたが、若いリズちゃんには勝てないようで、すぐに疲れて伏せてしまう。
 リズちゃんはルーシーの上に乗って「もっと遊ぼうよ〜」とアピール。それでもルーシーが動かないと見るや、今度は頭をルーシーのお腹の下に入れて「さぁ、立って!」と要求。そのまま走り出す。リズ山の『怒濤の押し出し』だ。
 ルーシーの川は、根性も馬力もない。立ち上がって応戦するも、すぐに寄り切られる。リズ山は姿勢を低くして「すくい投げ」。ルーシーは見事に背中から落ちて、土がついた。
 勝敗がついて、リズ山はブルブルと体を震わせる。背中のウェーブヘアが以前よりも綺麗な栗色になったみたい。体を震わすたびにキラキラ光る。ママさんから、ご褒美をもらってご満悦。「ごっつぁんです」ってか?
 リズちゃんは、シツケ教室で勧められたジェントル・○ーダーを噛み切ってしまったらしい。ルーシーは、頑張っても自分で取り外すことはできなかったのに。やるな、リズ山。相撲道を極めてくれ。