No.1のハナシ

 (注)尾籠なハナシで恐縮です。お食事中の方は終わられた後に読んで下さい。
 冬に突入し始めた頃から、ルーシーは夜No.1をなかなかしなくなった。それまでは夕食を終えて1時間ほど寝る。元来なかなか家の中で水を飲もうとしないし、また排泄をしようとしないので、夕食を食べたらホエイやヨーグルトを水で薄めて飲ませている。1時間ほどしてお腹がこなれた頃、ハミガキをして廊下で引っ張りっこをして遊ぶ。「シーシーしておいで」と声をかけ、自分もトイレに行く。妙な連れ○ョンだけど、こちらが見ている前ではしないのだ。乙女の恥じらい?バカこくでねぇ。トイレを済ませたら、一緒にリビングに入ってオモチャで遊ぶ。
 ここ2週間ほどで、いくら引っ張りっこをしてもNo.1をしようとしなくなった。先日ようやく済ませたら、食事から2時間が経過していた。こちらは寒い廊下で遊ぶのもツライ。早く切り上げて一緒にリビングのホットカーペットに避難したいのに。
 「ムリに排泄をさせなくても良いのじゃないか?」とも思う。したくなったら、するだろうし。ただ冬の時期の散歩は、時間を前倒ししている。暗くなると知らない人に吠えたりするし、地面に落ちたウン○も見えないし。今では帰宅の時間は5時前後。家の中で排泄しないなら、翌朝8時頃までガマンさせることになってしまう。おまけに我々は2階で、ルーシーは1階のクレートで寝ているので、これまた寒い夜中に排泄の世話で起こされるのは勘弁して欲しいのだ。
 しかたがないので、引っ張りっこの後に鮫軟○を鼻面にちらつかせる。おやつ作戦で、やる気を出させようという訳だ。おやつにクギヅケになっているので、肝心の排泄はなかなかしない。それでも少し早くなったようだ。なんで、こんな苦労をせんといかんのだ? 
 朝は朝で、クレートから出た途端「揉んで〜」と訴えるばかりで排泄をしようとしない。こちらは「ルーシー、シーシーは?」と言うと「勘弁してください」とばかりにお腹を見せる。こちらは家事もあるから、直ぐには家を出られない。その間ルーシーは、サークルで寝て待っている。
 たとえば、車で出かけるとしよう。車となれば、ルーシーは目の色が変わる。普段はしないクセに、庭でそそくさとNo.1を済ませて玄関の門に突進していく。車でなくても散歩に出れば1回目のNo.1は大量だ。傍で見ていて「こんなに貯めてたの?」と驚く。それでも1回目で全てを排出するのではなく、その後のマーキング用に膀胱の中に少し残しているようなのだ。つまり自分が「やらんとイカン」と思ったらできるのに、他人の都合や指示は全く無視している。こんなことにも服従が必要なんだろうか?
 昨日の朝(た)はリンゴと柿を食べ紅茶を飲んだら、ものすごくトイレに行きたくなったそうだ。3つとも利尿作用があるらしい。ルーシーは既にリンゴを食べている。紅茶はカフェインが含まれているからダメだけど、柿を食べさせてみようか?