雪の朝

 またまた5センチ程度の雪が積もった。今回の冬は、どっちゃり積もることはないけれど、頻繁に雪が降るような気がする。こちらとしては「どっちゃり」の方がありがたいかなぁ。ルーシーが泥んこになることもないし、手入れが楽だから。エルビス(手首から肘にかけて、腕の外側の部分)に泥が付くと毛が柔らかいから、なかなか汚れが取れない。それが少ないだけでも、ありがたいのだ。
 という訳で「今日は、朝寒くても一生懸命あそぶ」と決めて公園へ。夕方までに雪が溶けたら、地面はぬかるんで走れないだろうから。我が家から公園へは、ジョギング・コースを歩く。車に出会うこともなくて済むから、ありがたいんだけど、小中学生の通学路になっているらしく、雪が踏み固められて(何が楽しいんだか、わざわざ踏み固めている子もいるし)路面はツルツル。ルーシーが引っ張るもんで余計にコワイ。いつものスニーカーでは滑るから、トレッキングシューズを引っ張り出して履いたのに効果は薄い。ひぃひぃ言いながら坂を下る。
 公園に着いたら吹雪。もっと積もるのかなぁ。

「ここ、どこ?」         「あっちを見ても・・・」 「こっちを見ても・・・」

「・・・白い」
 フリスビーで遊んでいると、アンディ君登場。雪が大好きらしく本当に嬉しそう。

アンディ君、お鼻が白いよ。


 少し走ったら、ルーシーもニカニカ笑っていた。楽しかったようです。
 ルーシー、夕方の散歩はナシにしてくれないかしら?

帰宅後、足を見たら、ところどころに雪の小さな塊が毛にへばりついていた。指の間にも小さな塊。昔、読んだ漫画を思い出した。主人公のボーが、雪の塊をいっぱい体につけて泣き顔をしていた。やっぱり痛いのかしらネ?