問題山積

 ルーシーがディスクドッグに成長する上で大きな問題は3つと書いたが、3つどころではないことが判明した。
 まず、ルーシーは普段JA○Zの重くて硬いディスクを使用している。普通のディスクだと、ルーシーがカミカミして穴を開けるし、(あ)のように不器用な運動オンチには長距離を飛ばすことができないからだ。安物の柔らかいディスクを買ったこともあるが、一回使用したら、お払い箱になる。大会に出る訳じゃなし、プラスチックのゴミを大量に出すのも、いかがなものかと、結局JAWZを購入。これなら長持ちするし、ルーシーの好きな大車輪もできる。・・・若干へしゃげるけどさ。
 日曜日に(た)が公式仕様のディスクを使って投げる練習をして、次にルーシーを相手に投げようとした。すると、ルーシーは公式仕様のディスクを全く追いかけようとしない。JA○Zはカバンの中に入れていたのだが、「ディスクは?」と言われて、カバンの中を物色しようとした。
 つまりルーシーにとっては、ディスクはJA○Zであり、公式仕様のディスクはディスクではないらしいのだ。それまで投げ練をしていたから、公式仕様のディスクが5〜6枚も地面に落ちていたけれど、ルーシーは知らん顔を決め込んでいた。
 確かに公式仕様のディスクは、スピードも軌道も違う。比較的、滞空力があるので、JA○Zのタイミングで捕まえようとすると失敗することも多い。それよりも何よりも、公式仕様のディスクでは、引っ張りっこをしてくれない。そのことをルーシーは覚えていたらしい。
 昔に買った赤い安物ディスクを出したら、ようやく追いかけ始めた。しかし手元に持ってくることはなく、地面に伏せてカミカミ。あくまで自分のペースで遊ぼうとするので、タイム・トライアルなんて到底ムリだ。

なぜ、そんなに噛みたいのか?

ルーシーがディスクを放そうとしないので、説得中(?)

途中「大車輪してくれ〜」と迫るルーシー。

ようやく投げられても、ルーシーが持ってこない(泣)。

なんとかディスクを投げられたとしても、その頃にはタイムアップでしょう(タメイキ)。