笑える音楽を探して

 ハナシは後先になってしまうが、我が家は、発表会以降のGWを地味ィ〜に過ごした。朝夕の散歩は(た)に任せ、(あ)は仕事と音楽とうどんの日々を送っていた。発表会直前にカゼを引き、ノドが痛くて乾いた物が食べ難い。毎日1回は(た)にセルフのうどん屋に連れて行ってもらっていた。その他の時間は仕事をしようと机に向かうが、全くはかどらず。ささくれた神経を和らげるために、TSU○AYAに通って音楽三昧。
 音楽を頑張って聞いていたのは、前回の発表会で(あ)は、音楽選びが大切だと改めて痛感したからだ。今回踊った"Japanese Rhumba(ジャパニーズ・ルンバ)"を選んだのは、まず音楽の時間とテンポが決め手だった。ルーシーの集中力は持続しないので、短めの曲に絞った。テンポは若干遅めだったが、ルーシーのスピードを考えて、余裕を持ったものにした。他にも候補はあったが、A先生が「ルーシーのイメージに合っているから」と仰って、この曲に決めた。
 ところがステージで踊ってみて、この曲の威力を知ることになった。
 歌詞が変なのだ。
「どこ行くの?ここ、いらしゃいね。ちょっと、あのね。おはよございます」全く脈絡がない。「何、ママさん、早く、パパさん、ハイ、あのおじょさん、ちょっと待って下さい」ますますワケ分からん。
 ワケが分からない曲が流れて、発表会の観客は沸いた。観客が踊りに集中するのに30秒はかかったと思う。2分36秒の曲で30秒は大きい。アラを見つけるヒマを与えず、一気呵成にむりやりフィニッシュ。姑息な手段ではあるが、かなり音楽に助けられた。
 そして(あ)は確信した。
音楽でウケをとるんや!
(「踊りでウケを獲れよ」と相方につっこまれたが)

 それに、ルーシーと(あ)のイメージなど考えたこともなかったが、どうやら重要らしいのだ。
 ルーシーの教室はホームセンターの売り場の一角なので、練習していると、通りがかったお客さんが遠巻きで見ていることがある。こちらが、それなりに一生懸命に踊っていると、見ているお客さんは一応に笑っていて、時折「ぷっ」と吹き出すことがある。A先生は気を遣って「踊ってる姿が楽しそうだからですよ」と仰ってくれたが、楽しいからって吹き出すだろうか?・・・どう考えても、そういうことじゃないよね。
 ひょっとして、ルーシーと(あ)は「お笑い系」?(→ひょっとせんでも、そうだっつーの!)
 問題は、連日のTSU○AYA通いも、ジャパニーズ・ルンバを超える曲が見つからないこと。安直にクレ○ジーキャッツの曲とかも聞いてみたが、テンポが全体的に速くて、曲の途中で変わるので難しそうだし。たとえば「ハイ、それまでよ」とかね。
 いくつか候補曲を選んでみたが、今ひとつピンとこない。それに夏場を迎えるから、さらにルーシーのスピードは遅くなるだろうし。頭が痛いな〜。
 このブログを読まれている方で、ウケの獲れる笑える音楽をご存じでしたら、是非ご紹介ください。

エイジア・メイジア

エイジア・メイジア