まだまだです

 土曜日はシツケ教室。はじめましてのアル君に出会う。アル君は9ヶ月のボーダーコリー(♂)。ベーシックのコースを始めたところだそうだ。ちょっと顔がルーク君に似てるかも。

 アル君は、普段あまり他のワンちゃんとの接触がないのか、おそるおそるルーシーに近づき、お尻のニオイを嗅ぐ。嫌がるルーシーは鼻面に皺を寄せて威嚇。アル君は、威嚇されて一旦は引き下がるが、やはり興味には勝てないらしく、そろそろと後ろに近づきニオイを嗅ごうとする。木の芽時の男の子なのだ。しょうがないわな。ルーシーは、何回か威嚇を繰り返していたところ、ついにキレた。「ワン(やめて)!」

ルーシーの声は、頭にキーンとくるくらい高い。これにはアル君、相当驚いたらしく、尻尾を巻いて飼い主さんの元へ。う〜ん、訓練開始で逆ギレ犬に遭遇とは、不運な子だな→反省せーよ。
さてさて、授業である。今回の新技は完成まで時間がかかると聞いてはいたが、一週間では、なかなか進歩が見られないなぁ。
 特にクロス。自由になる方の足を動かすことまでは覚えたけれど、キレイに足を組んだ状態にはならない。その上(あ)が片方の足に手を添えないと、足を動かそうとしない。どうやらルーシーの頭の中で、クロスは「(あ)の手の上に自分の足を乗せる」と理解している模様。これは先に誤解を解いておかないといけないのでは?
 ところが、先生は「それはもっと先の段階です」「今は、足をキチンと組むところまで、覚えさせてください」へー、そうなのかぁ。ま、地道にやるしかないのね、グスン。
 焦っている訳ではないが、ルーシーにはクロスを早く覚えて欲しいと思っている。というのも、この技はハンドラーのダメージが大きい。ルーシーは、おやつ欲しさで必死なので、こちらの腕に爪を立てるのだ。練習をすればするほど、腕の傷は増えていく。先生も背中ジャンプの練習で、青空ちゃんが背中に爪を立てるので、傷だらけになっているらしい。

 クリープも完成までの道のりは遠い。先生曰く「お尻が上がったら、はたいてください」とのことだった。しかしルーシーは、お尻を触られるのを嫌がって、クリープの指示に従わなくなってしまった。そこで、おやつの位置を少しだけ上に持ってきて、お尻を下げた状態で動かすことにした。これだとお尻は上がらない。ところが、先生は「あまり頭が上がると匍匐前進にならないので、格好が悪いです」とのこと。「とりあえず、伏せをさせたら一旦キープをかけて、そこからです。」はぁ〜(タメイキ)、頑張ります・・・。
 こちらの気持ちなぞ全く意に介さず、大好きな先生に甘えまくって、ご満悦のルーシー。

 そういや、ルーシーがこのTシャツを着ていると、どうも何かに似てるんだけど、思い出せないでいた。ようやくルーシーの画像をアップして思い出した。コイツ↓
http://www.takaratomy.co.jp/products/kurohige/simulation/index.html
 ちなみに、こんなバージョンもあるらしいですヨ。とれびきさん。
http://www.takaratomy.co.jp/products/kurohige/products/kurohige01.html