遅ればせながら

 ・・・2日前の雷ネタです。
 夕ご飯の用意をしていると、空がどんどん暗くなり、ゴロゴロ・ピカピカ。雷さんは、随分近いところにいるようで、稲光の後、3つを数えないうちに地響きのような雷鳴。
 慌てて、いろんな窓を閉めて回り、台所仕事に戻る。食事の用意が一区切りついたところで、ようやくルーシーのことを思い出した。玄関の電灯を付けるのを忘れていた。さぞかし暗いだろう。
 リビングのドアから覗くと、玄関の窓を背景に黒いシルエットが浮かんでいた。わ、真っ暗じゃん。
 廊下に一歩踏み出したところ、ビカッと稲光。間髪おかずにドドドォォンと雷鳴が響いた。
 その瞬間、(あ)は見た。↓のような姿を。(絵が下手ですんまそん。)

 ルーシーは、麻縄のごとき太い神経の持ち主で、通常、雷が鳴ってもヘソ天で寝ていることが多い。外でゴロゴロいっていようとも、熟睡できるらしくヒャンヒャンと寝言まで言う。周囲のワンちゃん達の話とは随分違うようだ。
 あるワンちゃんは、雷から逃げ回り、靴箱の下、本箱の裏に入り込み、そこで大量のヨダレを流す。雷が去った後は、家のいたるところに水たまりができているとか。
 また、あるワンちゃん(小型犬)は、雷に向かって果敢にアタック。家中を走り回り、吠えまくる。飼い主さんが、せっかくDVDを借りてきたのに、全く音声が聞こえないとか。雷が去った後は、もちろんフラフラ。気力・体力を使い果たし、産卵を終えたシャケのように、グッタリ寝ているらしい。
 またまた別のワンちゃんは、庭木に積もった雪が落ちる音はコワイくせに、雷は全く平気らしい。ちなみに、このワンちゃんは屋外で飼われている。この日に関しては、玄関のドアの前に静かに座り「入れて」と催促したが、飼い主さん曰く「雨の勢いが激しくて、外の犬小屋じゃ雨が入ってくるでしょ?身体が濡れるのがイヤだったみたい。」とか。
 みんな、それぞれだなぁ〜。