分からないことの不安

 5日に足を痛めていることが分かり、6日間痛み止め+炎症を抑える薬を投与。途中、掛かり付けの獣医に股関節の問題と指摘され、1週間の運動全面禁止+2週間のリハビリ(一回30分程度の歩きだけの散歩)を言い渡された。リハビリに入って約1週間。ルーシーは元の調子に戻ったように見えた。
 昨日、3週間ぶりに教室に行く。リハビリ中だからキャンセルしようかと思ったが、次の週は教室がない。とりあえず先生に事情を話して、この日の授業に限り、クリープ(匍匐前進)とアップ(前足でもたれかかって、後ろ足で立つ)をしないようにしようと考えていた。
 ウィーブのバリエーションをデモしていた時のこと。先生が「やっぱり、ルーシーの足の運び方は、普段と違いますね」
痛そうだとか、かばっているという事ではないらしい。瞬間的に、少し足が突っ張って見えることがあるという。「アレ?」と思う瞬間があっても、次の瞬間には普通に戻る。そういう状態らしい。
 この8日間、(た)にルーシーの散歩を任せていた。様子を訊くと「全然問題なさそう」とのことで、安心してしまっていた。家の中での様子は、注意して観察していたつもりだったが、そんな歩き方をしているとは、全く気がつかなかった。
 先生には事情を話していたので、先入観がなかったとは言えない。それは、ご本人も仰っていた。それでも「やっぱり、普段と違う」とのこと。
 我々の皮算用では、来週の火曜日で3週間が経過するので、その時点で問題がなければ、普段の運動量に戻そうと考えていた。普段の運動量といっても、様子を見ながら「歩き100%」を、川遊びなどで体力・筋力をアップしながら、少しずつ「歩き90%+走り10%」に持っていくだけだが。(ちなみに、以前は歩き70%+フリスビーやボール遊び30%だった)なお、問題がある場合には、再びN先生に見てもらい指示を仰ぎ、それでもダメならF病院にかかろうと思っていた。
 これまでの運動制限+リハビリで、少なくとも痛みと炎症だけはなくなったと思っていた。N先生だって5日目のルーシーを見て「回復が早い方だと思います」と仰っていた。それなのに、まだ足の運び方がおかしいのか?愕然としてしまった。
 話を聞いたA先生は「出来るだけ早く、専門の大きな病院にかかった方が良いのではないですか?」「その方が、Iさん(私のこと)も安心できますし」う〜ん、仰っていることは正しいんだけど。その後の授業は、先生も尻込みされて、あまり動かなくて済むクロスの練習で終わってしまった。
 帰り道(た)に相談してみる。N先生の仰ったリハビリ期間は、あと1週間ある。それよりも先にF病院にかかるべきか?
 (た)曰く「N先生だって専門の先生だし、何より、これまでのルーシーを見てきた先生だ」「足の運び方がおかしいというのは、まだ炎症が残っているだけのことじゃないか」「N先生の言うリハビリ期間は、あと1週間あるのだから、そこまで様子を見たら?」「F病院に行ったって『手術しなさい』と言われるだけだ」・・・そうかもしれない。それにF病院にかかる場合(た)の協力は必要だ。(あ)一人でルーシーを連れて、F病院まで運転できないのだから。
 問題は(あ)自身にある。
 A先生に指摘された後も、(あ)には、ルーシーの足の運び方がおかしいとは思えなかった。ルーシーの異変に気づいてやれない自分が怖くなってしまった。明日からは(た)も職場に復帰する。(あ)が一人でケアしなければならない。しっかり対処できるのだろうか?自信がない。
アレもコレも、頭を悩ます問題だ。一体どうしたら良いのだろう?