走ること。

 朝、ジャックラッセルのコタロウ君と。(た)からルーシーの足のことを聞いていたらしく、ママさんは非常に気遣って下さる。この公園に来られる飼い主さんは、皆優しい人ばかりだなぁ。ルーシーのようなアホ犬を気遣って下るなんて、恐縮してしまう。「いえいえ、これからは体力アップのために、ちょっとは走らせなくちゃいけないんで」と言うと、ママさんご自身が先頭に立って走って下さった。

 実は、朝から(あ)は頭が痛かった。というのも、最近になって、ルーシーが夜中に吠えるようになったからだ。
 (あ)は一旦おやすみを言って、ルーシーをサークルに入れたら、まず外に出すことはしない。しかし夜遅くに帰宅する(た)は、最初、排泄がしたいのかとサークルから出していたようだ。そのうち排泄したい訳でもないのに吠えるようになった。排泄以外の場合は、サークルから出たことで満足するらしく、ひとしきり歩き回った後に促されてサークルに戻るらしい。ともかく妙なクセがついて困っている。飼い主二人の態度が違うことと、ルーシーが(た)を自分よりも下の存在だと思っていて(た)自身が甘んじて受け入れていることが主な原因ではあるけれど、ここまでシツコイ要求吠えは初めてだ。
 先生からも「それは(サークルから)出すべきではないですね」とアドバイスをいただいた。しかし近所迷惑だからと(た)は出してしまい、結局ルーシーの要求に従ってしまっている。この二人の関係、どうにかならんもんか?
 ツラツラ考えてみると、足を傷めて運動を歩きだけに制限した頃から、夜のムダ吠えが酷くなった気がする。
 歩くだけでは、飼い主の体力や自由な時間に限界があり、一回の散歩時間は長くとも1時間半。走り回って遊んでいた頃は、1回の散歩につきNo.2(大)を2回していたのに、今では下手をすると一日2回。排泄と運動量が直接関係があるかどうかは分からないが、ルーシーの場合は、良く運動をすると格段にNo.2が増える。
 昨日の場合、夕方は少し走らせたおかげでNo.2が2回だったけれど、それでも夜中に目が覚めたらしく、ワンワン騒いでいた。朝の運動が少なすぎて、本人はそれほど疲れていなかったのかもしれない。
 という訳で、今朝は朝も少し走って、夕方も少し走らせることにした。(ちなみに今はグーグー寝ている) 
 一方、お相手をしてくれたコタロウ君。走りすぎたのか、胃液混じりのゲ○を出し、足はフルフルと震え始めたので、ここでお開き。どうやら久しぶりの運動で、はりきり過ぎたらしい。
 成犬の運動を考えるのは難しいなぁ。昔は、本人が満足するまで遊ばせておいたら良かったのに。あ〜、頭が痛い。




ジャックラッセルでダンベル体操?