二人の日常


 宵っ張りの朝寝坊だったルーシーは、最近になって、夜は早い時間にクレートに入るようになった。もうすぐ4歳だから、疲れやすくなったのかなぁ?一方で↓のような姿を見ると「まだまだガキだなぁ」と思う。



 散歩中に見知らぬ人から声をかけられる。相手は年配の夫婦らしい。目を細めて「いくつですか?」と訊かれる。声をかけても、直ぐにルーシーに手を伸ばそうとしないところを見ると、単に犬好きな人ではなく、ご自身が犬を飼われたことがある様子。
 「もうすぐ4歳になります」と言うと、「一番元気な時期ね」「5歳を過ぎると『年をとったなぁ』と思う回数が増えるのよ」「寝てばかりになるしね」。二人は、目の前のルーシーを見てはいるが、心の目では自分たちのワンちゃんを見ているように思えた。
 ルーシーは、始めこそ「可愛がってくれるの?」とアピールしていたが、空気を察してか、二人を見上げて静かに尻尾を振っていた。
 夕食を終えて、ホットカーペットの上でルーシーが横になる。そういや、昔はホットカーペットが苦手で、わざわざ窓の側で横になっていたなぁ。今では、ホットカーペットが大好きで、机の下が指定席。毛はボーボーになったのに、寒がりになったのか。ところが、ホットカーペットで長時間横になると、片面が熱くなるらしく、時折ガバッと起きて、口をハァハァ。温度はアンタに合わせて「控えめ」にしてるんですけど(人間には寒いくらい)。
 見れば、口を半開きにして熟睡しているようだ。背中を撫でても、腰を揉んでも動かない。じゃあ、尻尾はどうだ?
 白い先端から触ってみる。先端から1センチほどのところで、ルーシーは身を起こして「何してるの?」と、こっちを見た。触った部分には、身が入っていなかったんだけど。熟睡していても、尻尾には敏感なんだなぁ。
 アンディ・ママさんが、NYのお土産を、わざわざ届けて下さった。ありがとうございます!ルーシーに似てますか?↓の方が、随分と賢そうな顔をしてますけど(笑)。