大統領は大変だ

C○Nのサイトから
 今週の火曜日、オバマ大統領のペット、ボウ(生後6ヶ月のポルトガル・ウォーター・ドッグ)が、曇り空の下、ホワイトハウスで初のお披露目。南側の芝生の上を新しい家族と元気に散歩した。散歩中、新しい環境で何回も止まり、周囲のニオイを嗅いでいたそうだ。
 生後6ヶ月という短い生涯で、これがボウにとっての4軒目の家。別のオーナーに引き取られたのだが、相性の問題からブリーダーに返された。同じ種類の犬を飼っているテッド・ケネディ議員が、ブリーダーに引き取られたボウを預かり、自分のトレーナーに教育をさせた上で、大統領にプレゼントしたのだという。
 大統領は、選挙活動中、留守にしたり自分の娘達の相手ができなかったりした埋め合わせとして、犬を飼う約束をしていたそうだ。大統領はボウを見て「彼はスターだ。スターの品格がある」と言った。
 大統領は、10歳になる娘マリアさんにアレルギーがあるため、当初は雑種を希望していたらしい。しかし、ポルトガル・ウォーター・ドッグは毛が抜けにくいことから、ホワイトハウス入りした模様。
 「さすらいのドッグトレーナー」ことシーザー・ミ○ン氏は「ポルトガル・ウォーター・ドッグは、活動的な犬種なので、長時間の散歩が必要で、誰が群のリーダーかを直ぐに理解させる必要がある」と語った。「娘さん達、ファースト・レディ、そしてもちろん大統領も、誰もが彼のリーダーとしての役割を果たすことが非常に重要だ」「全員が犬の散歩のさせ方を学び、修得しなければならない」「オバマ大統領の一家は、犬の飼い主として、良いモデルになる可能性があるのだ」「世界中で今、一番人気のある犬種だ。だからこそ、大統領一家全員が、運動・しつけ・愛情を実践することが重要だ。」(←またかい!!)
 大統領曰く、ボウのベッドには、いろんな場所が考えられるが、少なくとも自分のベッドではないと語ったそうだ。ボウには大統領執務室への入室が許され、家族が順番に散歩をさせる予定である。
 大統領と家族は、この犬種について新しく学んだことを共有した。「今、私達が懸念している唯一の問題は、ポルトガル・ウォーター・ドッグはトマトが大好きだということ。ファースト・レディの野菜畑が危険だ」と大統領は語った。一方、ファースト・レディは「トマトはないわよ」と語り、大統領は「今はね」と念を押した。
 7歳になる娘、サーシャさんは「ボウは、泳ぎ方を知らないよ」と語る。大統領は「ボウは泳ぎ方を勉強しないといけないね。ポルトガル・ウォーター・ドッグには水かきがあって、ポルトガルでは漁師のために魚を集めると聴いている」と語った。

 ホワイトハウスなら走るスペースは沢山あるだろうし、警備員も山ほどいるから、脱走の可能性もないだろう。しかし、大統領になると、良い飼い主にもならないといけないなんて大変だなぁ〜。しかし、シーザー・ミ○ン、変わらないね〜(笑)。