八方ふさがりからのスタート

サボリ続けだったけど、ようやく教室へ。新しい課題曲が決まって以来、自分で構成を考えていた。自分で構成を考える上でメリットは振り付けを覚えるのが速いこと。振付の動きに無理がないこと(ルーシーがコマンドに直ぐに従わなくても、リカバリーできる時間を見込める)。だけど振付の内容がパターン化されちゃうんだよね。
 今回のは、先生の選曲。(あ)が最終的にパスした候補だった。振付を考えるのが難しそうだったから。圧倒的なインパクトにも関わらず、曲中にクライマックスがなく、なおかつ最短で8カウントという間奏が多い。音楽としては流れているのに、ダンスにすると間奏部分で流れが切れる。間奏に動きのある技を入れようとすると、8カウントでは短すぎるし、静止技を入れようとすれば、レパートリーが少ないから新しい技を一から練習しないといけない。考えている途中でウキーッとなって、曲自体をパスした訳。
 A先生と曲の進行表を見て二人でしばらく唸る。これまで自分が考えた構成を口で説明してみるけれど、話しながらイヤになる。(あ)がいくら考えても、今までやった振付の焼き直しになってしまい「どこかで見た」という印象が否めないからだ。最後に先生が「やっぱり新しい技を一からやりましょう。一年かかっても良いじゃないですか」。
 新しい静止技の案を出してみた。先生は大笑いしながら「どうやって、それを教えるんですか?」・・・そこまで考えてなかったです、ハイ。
 それでも「失敗しても良いじゃないですか。技になるかどうかは分からないけど、やらなきゃ前に進みませんから」と励ましてくれた。そうだな。いっちょ、やってみるか!
 それと、もう一つ大技を加えたいなぁ。今のところルーシーの大技(なのか?)はラージサークルしかないしね。スタンディング、ジャンプ以外でルーシーにできる大技ってないかなぁ?ちょっと考えてみようっと。
 という訳で、次回までの宿題として、先生は構成を考え、一方(あ)は技になるかどうかは甚だ疑問のトリックを練習し、新しい大技の案を練ることに。
 何事も始めてみないと進まない。ルーシーのダンスを振り返ると「これまで失敗率の低いことトリックを選んで、ルーシーに教えてきたなぁ」とも思う。失敗すると自分がフラストレーションを感じるし、落ち込むから、あらかじめルーシーができそうな技を選んできたんだろうな。長期戦になるかもしれないけど頑張ろうっと。