アナタが噛んだ・・・

 ・・・親指イテ〜よ(泣)。最近、フリスビーで遊んだ後、ルーシーの足を見たら緑色か茶色。濡れティッシュでは汚れを拭き取れないので、玄関の門に係留して庭の水やり用ホースを使って足を洗うことにしている。ルーシーは、風呂場のシャワーでは「ウ〜ウ〜」言うだけなのに、庭の水やり用ホースだと大興奮。子犬の頃から夏は水遊びをしてるので、その癖が抜けないらしい。水を捕まえようとして噛もうとする。
 しかたがないので足元にホースを近づけて、水を小出しにして汚れを洗い落としていると、ルーシーは鼻面を持ってくる。いちいち「ノー!」と注意して、止めさせようとする。注意した途端は止めるけど、次の瞬間には忘れてる(泣)。水と一緒にこっちの手も噛まれるのはかなわないので、足を洗うときは後ろ足からと決めている。さすがに後ろまで首を持っていくには時間がかかるし、ルーシーが噛もうとしたら、こっちは逃げられるから。ちなみに足を拭くときは前足からで、濡れたタオルではエルビスに残った汚れが取れにくいから。
 昨日も注意していたんだけど、久しぶりにヤラれました・・・。左手の親指の真ん中です。
 見れば、痛いわりには、傷がなく血が出ていない。皮膚は破れず、中で内出血(血豆みたいなの)しているようだ。傷がないから血も出ていない。盛大に痛いわりには無傷って、損した気分。
 こちらが「イタイ!」と叫ぶと、ルーシーは通常ならゴメンナサイとばかりに耳を倒して頭を下げ、視線を合わせないようにしながらオロオロするんだけど。こっちに傷がないせいか、そんな反省の態度は一瞬で終わる。「ゴメンナサイ、しなさい!」と言っても、耳を倒して上目遣いでこちらを見るだけ。まるで「アクシデントやんけ」と言わんばかり。
 オマエは、アメリカ人か!
 なんでも"It's an accident.(自分にそんなつもりはなかったけど、アクシデントだから許せよ)"で済ませられると思うなよ!ムカムカ〜!!
 今朝も親指がジンジンするので、見たら見事に腫れている。ルーシーに「オマエが噛んだとこがイタイ」と見せたら、目を丸くしてニカッと笑い「何〜?そんなことあったっけ〜?」。そして「親指イタイの?」と言わんばかりにペロリと親指を舐めた。
 ムガ〜ッ!!
 あまりにアメリカンな態度で、前にやった仕事を思い出してムカムカしてきた。イカン、これは精神的に良くないわ。早く忘れよっと。