JFA淡路3 ルーシーの場合

ピーママと(あ)の電話での会話。
(ピ)「(JFAの)事前エントリーした?何にした?」
(あ)「チャレンジとね、今回はペア大会ってのにしてん。」
(ピ)「え?ペア?・・・クスッ(笑)」
(あ)「え?何?何?なんで笑ろてるのん?」
(ピ)「だってペアは、めっちゃレベルが高いよ」

 JFAの種目は「公式」という言葉がついている種目と、ついていない種目がある。公式種目はAコートで行われ、ランキングを競う人&ワンコが参加する。大会では同時に公式ではないチャレンジやレトリーブなどの種目が行われる。前回はチャレンジに参加したが、せっかく淡路まで行くのに1種目じゃつまらない。「何かないかな〜?」と考えていた。
 小野の大会会場から引き上げる際、ちらりと見えたのがペア大会。これは1匹の犬に投げ手が2人交互に投げるもの。これなら家族全員が参加できるから思い出になるかなぁ。
 そうなのだ、我が家がディスク大会に参加する理由はただ一つ。思い出づくり(爆)!
 後で分かったことだが、ペア大会の種目に参加する人達は、公式種目でトップを争う人ばかり。トッププレーヤーがお子様、または連れ合いと参加されていた。お子様にはトッププレーヤーのDNAが脈々と受け継がれているし、連れ合いといえども、レディース種目でブイブイ言わせておられる方達。大体、そんな方々と同じコートに入ること自体が大それたことだ。事情を知らないからではあるけど、エライ事をしてしまった。
ペアの前に(た)とチャレンジに参加したのだが、プレイ途中でスタートライン後方の柵で撮影していた  (あ)のところにディスクを持ってきた。自分で勝手に終了して「暑い〜!!」と日陰に伏せて休んでみたり(まぁ、本当に終了してたから良いんだけどね)。ペア競技は、一番気温が高い午後2時頃。こりゃアカンわ。

↑元より、こんな態勢でスタートの合図を待つヤツはいない。
ペアの第一投は、女性またはお子様。第一投が場外へ行ってしまうと、ゲームにならないし、ルーシーが、万が一場外乱闘した時に困るから(ないとは思うけど、全くないとは言えない)、ともかく失敗は許されない。大変緊張してスタートラインに着く。
第一投は、ど真ん中!しかし距離が伸びずにポイントにならなかったようだ。(た)が走り回ってルーシーを呼び込み、続いて第二投。フィールド内に収まっている。
 ここまでは上出来だったのに、(あ)がフットフォルト&エッジアウト。あさっての方向に投げてしまう。第三投もエッジアウト(泣)。
「フットフォルトだけはするまい」と思っていたのに〜!スタートライン近くで、ディスクを取り上げたり、呼び戻しをしたりするのに忙しくて、自分の位置を確認するのを忘れてた〜!
 数あるミスの中で――あくまで個人的にだけど――フットフォルトが一番精神的ダメージが大きい。とんでもない方向に投げてポイントがゼロだったとしても、フットフォルトのコールを聞くと、その後のスローがメロメロになってしまう。自分でも、なんでか分からないけど。
という訳で、(た)は頑張ったし、ルーシーはやる気満々で最後まで走り回っていたけれど、(あ)が大幅に足を引っ張って9ポイントの最下位でした。ゴメンネ。
でもね〜、負け惜しみじゃないですけど楽しかったです。思い出になったしね。