ダンス以前です

 シツケ教室。前回に引き続き新技の進捗状況のチェックとマテ&遠隔トレーニング。
 新技については・・・訊かないでください(泣)。
 「マテ」は、ルーシーの態度に変化が出てきた。マテの間、A先生が相変わらず様々な誘惑をする一方、ルーシーは「誘惑に乗っちゃいけない」「ガマンしないといけない」と理解している。そこまでは良いのだが、誘惑に乗らないために刺激から逃げるようになった(泣)。先生がすぐ横に座り声をかけると、距離を置こうと動いてしまう。先生の方に行かないためらしい。アホながら、一生懸命考えたんだろうなぁ。飼い主としては、情けないやら脱力するやら。
 正式に遠隔トレーニングをしたことがないルーシー。な〜んとなくできるんだけど、な〜んかおかしい(笑)。その理由が判明。

 ルーシーは、マットの位置が分かっているはずなのに、そちらに向かうまでに必ずこっちを振り返る。確かに前回は教室の中だけで練習していて、今回は(あ)は教室の部屋の外に立つことになったけど。マットの上におやつを置いたら話は別だけど、基本的に「犬まっしぐら」ではない。
 根本的にマット自体に動機がないんだろう。家では「まっしぐら」なんだけどな。先生が「家ではできないのに、ここでできる子もいます。環境が大きく作用するんでしょうね」とのこと。もっといろいろな場所でやらないとダメってことか。
 先生が、ルーシーの遠隔を見ながらクスクス笑っている。「ルーシーは、マットをお尻でおさえるんですね」普通は、まず前足で「デン!(幼児語)」するらしい。ルーシーの場合は、マットの手前で前足を付き、半回転してお尻でデン(笑)。
 おまけに「マット」と指示されて、すぐ側の陳列棚にあったマットに行った(爆)。「これかなぁ」ってニオイ嗅ぎ。こっちは、ちゃんとルーシーのマットを指でさしたでしょうに!全く大ボケなヤツである。

 何回か練習して、なんとかマットに行けるようになったけど、次の指示を待つ間は、すんごい前傾姿勢。コマンドを出す度に「アゥゥ」と文句を言う。ウルサイっちゅーねん!おまけに椅子にお尻をぶつけてヲタツク。その後は少々挙動不審。

 最後は、ルーシーはマットに置いたまま、(あ)は離れた場所に立ち動作の指示を出す。先生が、遠隔の場合の反応速度を見るという。ルーシーは、元々がニブイ。ダンスの時は、あらかじめ「○○行くよ〜」と言い、動作開始のタイミングで「○○!」と声をかけ、加えてハンドシグナルを出さないと動いてくれないのだ。遠隔だと、さらにニブイ。2回は声をかけないとダメだ。
 先生には「ハンドシグナルを無くしましょう」「今度のダンスは遠隔に力を入れて」と言われているけれど、これらの目標の実現には(あ)自身がかなり懐疑的。
 結局ダンスの振付は、来月に持ち越し。こんなんで間に合うのか?