カム中の動作

 日曜日はシツケ教室。マテと遠隔とダンスの3本立て。
 先生はマテもダンス向上に役立つというけれど本当かな〜?集中力を高めるからなんだそうな。それはともかく、相変わらずルーシーは誘惑に弱い。ルーシーの弱さは、誘惑に釣られる弱さではなく、誘惑の元から逃げようと弱さ。たとえば、おやつ。顔の前に差し出されると、無視するのではなく、顔を背けたり、そこから逃げだそうとしたり。逃げちゃダメなんだよね、やっぱり。
 最大の誘惑は先生。(あ)の手元のおやつを見て「伏せてマテするぞ〜」とやる気を出したところに、先生が「賢いな〜」と声をかける。顔は真剣でこちらだけを凝視しているのに、尻尾がファサ、ファサと揺れる。頭では分かっていても体は正直である。
 先生が自分の背後にある椅子に座り「ルーシー、大好き!」と声をかけると、グググ〜っと体がそちらに向いてしまう。ちなみに「大好き」とは、ジャンプ→抱っこというコマンド。隙あらば先生に飛びついて甘えるルーシーには、かなりキツイ状況である。
 おまけに、先生は新しい誘惑技を見つけた。ルーシーが甘えるときに鼻から出す声(アンディ・ママに「ヒグラシみたい〜」と笑われた声)を真似すると、ルーシーは一も二もなく飛びついて行ってしまう。その反応は「大好き!」のコマンドよりも激しくシツコイ。犬語だから、本能に直接作用するらしい(爆)。困ったもんだ。
 遠隔はカム中の動作。前回までは離れた場所に指示に従って移動することだったけど、今回は離れた場所で待たせて呼び戻す。呼び戻す途中で「オスワリ」「フセ」のコマンドを出す。犬は、その場で指示に従わないといけない。

 その場で指示に従わないといけないことは分かっていても、おやつのところに早く行きたい。中途半端なオスワリ。お尻が浮いてるし。おまけに指摘されると伏せちゃうし(泣)。指示じゃなくて、その場の雰囲気で動いていることが丸見えだ。

 フセのコマンドを出されると、前進しながら伏せてしまう。オスワリの方が覚え易いかな?

 どうやら自分がやるべきことが分かってきたみたい。少し距離を伸ばす。まだオスワリのお尻が浮いてるよ(爆)。

 ともかくお尻を付けると心に決めたらしい。フェイントかけて2連続。指示をよく聞くんだよ。

 「グッド」の声でお尻が上がるので、オスワリ→マテをかける。本人は早くおやつが欲しいから焦る。ものすごく表情は真剣なんだけど、口元からツツツーっとヨダレが垂れて、シマリがない(爆)。
 かなり「お気楽」にやってるので、トレーニングと入れるかどうかは疑問だけど。本人はウレシイみたいだから続けている。 
 今度はマテなしでもお尻を地面に付けていられるように頑張ろうね。

 ↑青空ちゃん。少し顔に白い物が出始めたかなぁ?それでも動きはルーシーと比べ物にならないほどシャープでスピーディ。