仰天自慢?

アメリカのVeterin○ry Pet Insurance社が、Hambone Awa○dを開催している。過去1年間でペットが病気・事故などで獣医に持ち込まれ保険請求が行われたケースの中で、最もクレージーな原因によるものを12例選び、投票によりNo.1を決するというもの。同社では、クレージーかどうかに関わらず、年間に100万件以上もの保険請求が行われているそうだ。
 他組織の調査統計によると、ペットの猫の頭数は、8,830万頭で、犬の頭数(7,480万頭)よりも多い。しかし件数としては、犬の方が多いようだ。ひとつは、犬の飼い主の方がペット保険に加入しているから。そして、もう一つは犬という動物の性質によるという。犬は、猫よりも調べるのが好きで、調べるときは口を使うことが多いからだ。猫は静かに側で観察することが多いから、トラブルが少ないのかも。
 さて気になるクレージーな原因だが、(あ)も読んでいて「ヒィィィ〜!」と声を挙げたものがあった。

  1. 犬が靴下を飲み込んだ
  2. 猫が痙攣発作を起こした。飼い主の知らないところで糸のついた針を飲み込んだらしく、針が喉から脳に達し痙攣発作を起こさせた
  3. 犬に骨を与えたら、前歯と下あごに挟まってとれなくなった(ピーターパンのワニみたい?)
  4. 牧羊犬に牛を追わせたら、牛の後ろ半身にフルスピードで突っ込んだ。ちなみに、いつもは羊やアヒルが相手。彼らは犬に追われると逃げるのだが、牛は逃げなかった。
  5. 犬が釣り針を鼻から吸い込んだ。
  6. 牧羊犬に野性のリスを追いかけて荷車にフルスピードで突っ込んだ
  7. 犬が野性のカメを食べた
  8. 犬がウニをボールと間違えてレトリーブ。ウニに毒があるのか、ウニに触れた皮膚に湿疹が出た。
  9. 犬がアメリカンドッグの串を飲み込んだ。ある日、脇腹にシコリを見つけて獣医に連れて行ったところ、ハチに刺されたのだろうと診断。数日後、シコリは3倍の大きさになったので、中を吸いだして抗生剤を投与。これを2ヶ月続けても治らなかったため手術。串がお腹を突き破ろうとしていることが発覚。
  10. 犬のブラジャーのジェルを食べた。
  11. 犬がハイキング中にペッカリー(イノシシに似た珍獣)に襲われた
  12. 犬がおしゃぶりを飲み込んだ。現場を見た飼い主が、獣医に連れて行き手術をしたら、おしゃぶりが15個、ボトルキャップ、Z○plocのバッグが出てきた。

犯人達の顔写真をご覧になりたい方は↓をご覧ください。ちなみに、きちんと治療が行われて全員元気に回復したというのでご安心下さい。
http://www.vpihamboneaward.com/

なんといっても(あ)がこれまで聞いた中で一番記憶に残っているケースは、
シャネルの片方のイヤリングを床に落としたところ、犬が食べてしまった。急ぎ獣医に連れて行き、レントゲンを撮ったら、胃の中にシャネルのマークが映っていた。というもの。

いやいや、仰天事件自慢じゃないんだよね。主催者によると「ペットは一生に一度、飼い主を仰天させるようなことをやらかします。そのためにペット保険にご加入ください」だって。

でも、やっぱり獣医や保険会社のお世話にならなければ越したことはないなぁ。
ご同輩、ご油断めさるな。