気をつけましょう

 数ヶ月ぶりに会うお友達。夏の間はバテバテでご近所を歩くだけだったので、体重が少し増えたとか。「最近は随分と涼しくなったからボール遊びでも」と思っていたら、当のワンちゃんがケンネルコフに罹っちゃったらしい。確信はないけれど、潜伏期間を考えるとトリマーさんにかかった頃かなぁとのこと。
 このワンちゃんは病院で治療して数日経っているし、症状もなくなってきているので大丈夫らしいんだけど。話を聞いた私は思わずズザッと後ずさり(笑)。飼い主さんに自分の失礼を謝ると「いえいえ、大丈夫です」と笑って許して下さった。だって犬の治療費って高いんだも〜ん。
 それにしても、9月にケンネルコフって早いんでないかい?
北海道弁
 ケンネルコフは、基本的にワクチンで予防できるけど、それでも感染する子は多い。このワンちゃんもそうだ。人間のインフルエンザと同様に予防が難しい。原因は細菌に含まれるウィルスで、これらは空気・経口感染するらしい。ネットでは経皮感染するという情報もあるが本当かね?
 何しろ飼い主が異変に気が付いた頃には、犬はウィルスをまき散らした後だとか。また、どこでもらったのかも分からない。一匹が感染すると、同じ場所にいるワンコは軒並みやられるという。ワクチン前の子犬は感染の可能性が非常に高い。病院では投薬が一般的な治療だけど、強い抗生剤は子犬には使えない。
 細菌は殺せるが、ウィルスは簡単に殺せないとも聞く。インターフェロンと抗生剤の合わせ技で対処しないといけないとか。ちなみに治療しなければ、症状は収まってもウィルスは体内に残ったまま。他の犬に感染する可能性大。
 これまた厄介なのは、ペットショップやドッグランなんかで感染することが多いらしいのだ。不特定多数のワンコが集まる場所だから感染リスクは高くなるだろうけど、意外とペットショップやドッグランは消毒をしていないところが多いらしい。
 確認はとれていないけど、感染犬の排泄物を臭うだけで感染することもあるとか。空気感染するかららしい。こりゃ〜、ルーシーは気を付けないとイカンね。マスクを着用させようか?手洗いとウガイで予防できたら良いのにな。・・・犬には無理か。
 ちまたでは、新型インフルエンザで学級閉鎖になったケースが週ごとに倍に増えているとか。人間も予防が肝心だけど、ワンコも予防が肝心やね。