エクストリーム やじうま観戦記(ハイスピード)

 やじうま観戦で淡路島へ。総合部門が終わってハイジャンプとハイスピードへ・・・と書いたら簡単だが、ミニチュアの参加頭数が予想以上に多くて、オープンのワンコ達はかなり待たされることになった。我らはフラッシュ家のタープに入れてもらったから、直射日光を浴びることはなかったけれど、気温が高い上に前日よりも風がない。うーん、タープがなかったら、駐車場が会場より遠くても車で待機するしかないわなぁ。あぁ〜大変だ。
 ハイジャンプは、文字通りハイジャンプ。1位のワンコはスムースのボーダー(かな?)で、150cmのバーを軽々と飛び越えた。自己最高記録の更新をかけて160cmに挑戦。休みナシで飛ぶため、こちらは失敗に終わったが、休憩していたらどうだろうな?イケたかも。
 ハイスピードは、コースがU字になっていて低いハードルを多数飛ぶ。ミニチュアとオープンはハードルの高さが10センチほど違うが、各ハードルの間隔は同じ。
 ミニチュアでコースアウト(脱走?)するワンコは非常に少なかった一方で、オープンではコースアウトするケースが見られた。タイムレースなので、オープンのワンコ達はハードルを越えて、着地と同時に地面を蹴って次のハードルを跳ぶ。歩幅が合わなかったら、キレイには飛べない。真っ直ぐのコースなら簡単だろうが、コースのカーブに合わせて空中で態勢を整えなければならない。遠心力で体が振られる。フルスピードで飛行中に調整するのは難しいのだろう。整えようとすればスピードは落ちる。スピードを出そうとすれば、コースアウトやハードル激突のリスクが増える。
 やっぱりオープンのワンコどもは、やる気満々。待機所でワンワン、ガリガリ。周囲のタープから気配を察してワンワン。待機所近くでは、集中力を高めるべく、ハンドラーがオモチャを使って遊んでいる。待機中に既に伏せてスタートの合図を待っている子もいた。全員コースを向いて「早く走らせろ〜!」と催促。・・・レース前に疲れてどうするねん。
オープンのトップクラスは、なんと8秒台。小数点以下の争いである。あっという間にゴール。みんな空中姿勢が安定していて、計算されたかのようにジャンプ・着地を刻む。
 フラッシュ君は今回ハイスピードに絞っていたが、残念なことに当日になって棄権。モチベーションが全く上がらなかったらしい。何であっても、ワンコ相手は常にギャンブルだ。予想以上に良い結果が出ることもあれば、最悪の結果が出ることもある。これがルーシーなら、体調の問題以外であれば否応なくやらせるだろうけど、個々の犬の性格があるからねぇ。
 そうそう、ピーター君はなかなか良いタイムで走ってたんだけど、例のごとくゴール前でママさんのことを待っていたらしい(笑)。(あ)が撮った動画はゴール前に切れていたので、ここでは割愛。
↓という訳で、アジル君のハイスピードをどうぞ。

 たくさんのワンコ達の元気な姿も見たし、美味しいシフォンケーキやコーヒーもいただいたし、パピーにも会えたし。残念なのはモズクとチリメンジャコが買えなかったことだけ(爆)。大変楽しゅうございました。

 ピーママさん&ピーター君、フラッシュ家の皆さん&フラッシュ君、ありがとうございました!また、おつきあい下さいませ。