お尻強化

 今になって、ルーシーのダンスへの意欲がUP。もう少し前にUPしてくれたら良かったんだけど、それは人間の都合だからなぁ(苦笑)。
 今回の振付は、ルーシーにとって非常に疲れる内容だった。クリープ、バック、ベッグのキープなど弱い後ろ足を使うトリックが多かったので、一回踊ると大変消耗する。股関節の噛み合いが悪く、これを支える筋肉も薄かったので、ベッグさえ静止することが難しかった。授業後に後ろ足を触ると筋肉が張った状態。ディスクで遊んだり走り回ったりしても、ここまでになることはなかった。
 本犬の動機が上がらず競技としては失敗したけれど、おかげでお尻の筋肉は強化され、少しだけだが筋肉に厚みが出てきた。ダンスの目的は筋力アップと維持だから、練習中は大変苦労したけど成果はあったということだろう。先生にお礼を言わなくちゃいけないな。
 さて、これまで競技会の後は体力作りに山を歩いて、時々ディスク大会へ足を運んでいた。ところが団体の年間スケジュールを見ると、近隣地域で開催される大会がない!去年は神戸で毎月1回程度開催されていたのに、何があったのか今年は9月に1回のみ。参加どころか見学すらできない。
 しかたがないのでダンスを続けることに。でも、今回は後ろ足を使った技ではなく、ルーシーが踊りたい内容を中心に。踊ることが楽しいことで、さらに当たり前の日課になればと考えている。ダンス全体に対するルーシーの動機をUPして、音楽が鳴ったら尻尾を下げるのではなく、尻尾ピーンのキノコ雲付き&満面の笑みが見られるようにしたい(笑)。
 前回の競技会で他の方達の演技を見て、レベルがすごく高いのはもちろん、みんな自分の犬の良いところを構成に組み入れて観客にアピールしている点に驚いた。犬種は超大型犬から超小型犬まで。もちろん個々の犬で「良いところ」は違う。スピーディーに動ける子は細かいメリハリのある動きを、ゆっくりの子は静止ポーズをきちんと決める。小さな子は篭に入ってみたり、大きい子はゆったりだけどウィーブを決めたり。
 う〜〜ん、ルーシーの良いところって何だろう?
 改めて考えると「コレ!」という物が見あたらない。ボーダーにしては反応が鈍いしトロイし、スピードもない。ジャンプは股関節の問題がなくても苦手だし(反復横跳びみたいなの)静止技はさらに苦手。昔はドロ沼に飛び込んでいたクセに、今では濡れた地面でお腹を付ける技は拒否するし。何か良いところってあったっけ(爆)?
 ま、そんなことはともかく。お尻強化でガンバロー!

「ええやん、トロくたって〜。ガジガジしてたら幸せやん」