ティナさんの言葉2

え〜、ティナさんの言葉Part2です。題名は「犬のオン・スィッチを探す方法」です。

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そうです。どんな犬にも「オン」のスィッチがあります。場合によっては、スイッチを見つけるのが問題ということもあります。それでもスィッチを見つけたら、あなたが必要に応じてご自分のトレーニング方法に変更を加えるにつれ、犬のトレーニングに対する態度は完全に変わってきます。

これまでにルーティンをご覧になって感動のあまり泣きそうになったことがありますか?少し立ち止まって、どうしてご自身がそのように反応したのかを考えたことがありますか?それは、例外なしに犬とハンドラーが真の意味でチームとして動いていたからです。犬はハンドラーに集中し、ハンドラーは犬に集中していたからです。このような関係は一朝一夕に築けるものではありません(私自身が、本当にそうだと理解しています)。そのような関係を築くには、モチベーションがご褒美となるようなトレーニンが必要なのです。

こう言うと「ちょっと待って!」と皆さんの叫びが聞こえてきます。「HTM(ヒールワーク・トゥ・ミュージック)またはフリースタイルのトップチームは、ボーダーコリーか、他の種類の牧羊犬じゃないの!」

このようなご意見に対して回答します。ドッグダンスという新しいスポーツには、その他全てのスポーツのようにコリーばかりがトップを独占する理由が全く存在しないのです。アジリティやフライボールのようにスピードが不可欠ではないからです。実際、私自身の飼い犬(ミックス)のペッパーは、コリーたちと互角の戦いをしています。成功を収めるために唯一必要なことは、モチベーションの高い犬(そして、もちろんモチベーションの高いハンドラーも)なのです。ルーティンの間に犬が退屈そうな表情を浮かべたり、あなたより3歩も遅れるようであれば、変化が必要です。犬があなたと一緒にトレーニングをして、なお、やりたいと望むのであれば、成功までの道のりで唯一問題となるのは、犬に教えるべき新しい動きを考える上で、あなたに想像力が足りないことだけなのです。

私のアドバイスは、クリッカーを使用するか、クリッカーと同じ意味の言葉(「キーワード」)を使うことです。褒美として使える特定のオモチャに集中させ、私が「基礎的な動作」と呼ぶ動きを練習してください。つまりトリックをさせる前に、モチベーションのある美しいヒールワークが披露できるように教えて下さい。まずは、一瞬でも完璧に集中させるようにしましょう。そこから積み重ねていきましょう。初期の段階で一瞬でも完璧に集中ができることは、ハンドラーから遅れたり床のニオイを嗅いだりしながら3分半を過ごすことよりも重要なのです。

もう一つ心に留めておきたい重要なことは、常に犬を自分の左側に付けてトレーニングを行わず(オビではありませんから)、右側や正面に付けて行い、左方向や右方向にターンしたり回ることができるようにしてください。犬がどの方向にでも動けるのであれば、それが素晴らしい土台となって関係を築けることでしょう。フリースタイルに心を決めておられていたとしても、一つの動作から次の動作へと、キレイに、また難なく移れるように流れるようなルーティンを作ることを心に留めておいてください。すべての必要な動作が簡単にできると仰る方には、これは簡単でしょう。HTMやフリースタイルの素晴らしいところは、犬とハンドラーが自分達の能力すべてを利用して、流れのある素晴らしい動きを見せることにあるからです。

もう一つ考えていただきたいことがあります。犬には、いろんなことを教えられますが、楽しそうすることだけは教えることができません。楽しそうに見えるということは、本当に楽しいはずなのです。犬という最善の友には、最も素晴らしいご褒美を与えられる最高のトレーニング方法を使う――彼らには、それだけの価値があると思いませんか?

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以上、ティナさんのブログから抜粋しました。私が適当に訳したので正しいかどうかは分かりませんけど。
それにしても、モチベーションをご褒美にできるのか???褒め言葉または体に触れるだけで犬に集中し続けさせられるのか?
う〜〜〜〜ん
関西のオバチャン代表であるルーシーに、それが通用するのかは甚だ疑問。大体が「ギブ&テイク」でヒドイ時には「テイク&テイク」だからなぁ(爆)。今日は「練習しよう」と声をかけたら、地面のニオイを嗅ぎまくっとったし(怒)。

その一方で、モチベーションをご褒美として与えられたら確実にムラはなくなるだろうなぁと思う。「気分のムラ=出来のムラ」だから。

はぁぁ〜、目指すはフツーに踊るだけなのに道のりは遠いなぁ(タメイキ)。