節分に思うこと

 昨日は節分。近所の小学校では、一日早く給食に節分の料理が出たらしい。豆の小パックが付いていて、帰り道に子供達が豆を投げ合い、その残りが道路にたくさん落ちていたそうだ。ワンコどもは豆のニオイに惹かれてクンクンしっぱなしだったとか(笑)。
 節分になると、(あ)はアンニュイな気分になる。以前にやったシェーピングを思い出すからだ(砂漠の豆作戦)。ルーシーが避妊手術以降、仰向け抱っこをされる時、また足を拭かれる時、飼い主に対して歯を剥き唸るようになったのを、なんとか止めさせたいと、節分の豆(味ナシ)を使ってシェーピングを試みた。残念ながら、これだけは未だに直っていないけれど、その後にやったシェーピング(リードを引っ張る・見知らぬ犬に対して唸る・吠えられると吠え返す)はすべて良い結果を出している。シェーピング自体はシツケとしてルーシーに合った良いやり方だと思う。ルーシーはガンコで反抗的な性格だから。
 それでも今思うと、止めて欲しい事が癖や条件反射になる前に、シェーピングをすれば良かったんだろうなと思う。そこは自分でも失敗したところ。それでも歯を剥いた時に「コワイのが来るよ」と注意すると、小さな声で「アゥ」と言って一瞬は止めるようにはなったし、再び歯を剥いても、すぐにあきらめるようになってきた(笑)。
 もし、このブログを読んでおられる方で自分の犬の困った癖に悩んでおられたら、あきらめないで欲しい。
癖をゼロにするのはムリかもしれないけど、少しずつ軽くしたり、減らしたりすることはできるから。
 夕方の公園でコーギーのクッキー君とボーダーのアンディ君に出会う。クッキー君も久しぶりにボール遊び。アンディ君、ルーシーのディスクが気に入ったらしく、ママさんにしきりに「投げて」と訴える。雪がちらつく一日だったけど、ワンコ達は元気元気。

 夜はマテ練習の節分バージョン(爆)。ドッグフードを前に伏せさせマテをかける。頭に怪体な物を着用させ、おまけに周囲で豆まきして、ルーシーの集中を妨害する。
「ルーシーは我が家に来て幸せなのかなぁ?」という疑問が頭をよぎる。少なくともマテを解除して豆を食べている間は幸せそうだったけど(笑)。