無罪放免?
皆さん、献血されてますか?献血したら血液検査をしてもらえて、時にはジュースやパンなんかまでいただけちゃうんですよ。パンの賞味期限までは分かりませんけどね(笑)。でも、病院で長時間待たされて、いろんな検査室にタライ回しにされるより、ずっとお手軽に健康診断できるんですよ。(あ)は学生時代に結構利用してました。
ところが、ず〜〜っと献血してません。なぜなら、80年代に英国滞在歴のある人だから。BSEのせいで、もしかしたら病気の感染者かもしれないから。
それもね、こちらが赤十字の担当者に自己申告したんですよ。「すいません、私、英国に住んでたことがあるんですけど献血しても良いですか?」って。そしたら担当者が「少々、お待ち下さい」って中に引っ込んで、しばらくしたら「申し訳ありませんが、今日はお帰り下さい」だって。それまでは全くノーチェックで、あまりに血液が栄養満点だったので「すいません、今回『大袋』でお願いできませんか?」とか頼まれてたのに(笑)。
こちらが「今まで何回も献血してきたんです。徹底的に調べてもらって(感染しているかどうかを)はっきりさせてくれても良いんですけど」と言ったけど、担当者は「今、ここでというのはムリなので・・・」。結局、その後何回か献血所に確認しに行ったけれど、方針がはっきり決まっていなくて、単に門前払いされるだけ。時間の無駄なので止めました。
BSEの怖いのは、発症するまで感染しているかどうかが分からないこと。感染から15年経って発症しなければ、およそ感染していないだろうと判断されるとのこと。脳の奥の話なので、発症するまで検査することも難しいんでしょうけどね。その間、厚生省(当時)の方針もなかったし←ゴタゴタ続きで、それどころじゃなかったのか(爆)。
先日TVのCMで「英国滞在歴のある方の献血制限が緩和されました」と流れていたので「ようやく無罪放免か〜」とホッとしました。で、サイトを見たら↓
【英国滞在歴に関する献血制限】
以下に該当する方は、これまでどおり献血にご協力いただくことができません。
(1)英国に1980年(昭和55年)から1996年(平成8年)までに通算1か月(31日)以上の滞在歴のある方。
1日だったのが1ヶ月になっただけじゃん!で、相変わらず検査に関しては全く触れられていないし。これからもビクビクしながら生活しないかんのか?
【変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)】
抑うつ、不安などの精神症状にはじまり、発症から数年で死亡する難病です。原因は、感染性を有する 異常プリオン蛋白と考えられており、感染経路として牛海綿状脳症(BSE)の牛の経口摂取やvCJD患者血液の輸血等が考えられています。
↑ 感染していなくてもありそうな症状だから、余計に怖いんだよね〜。
なんだか一生、無罪放免されないような気がするなぁ。