教室にサクラ咲く(爆)

 土曜日は教室。平日にあまり練習できなかったけれど、曲を通して練習。一応踊りきったもののダメ出し。こちらが「流れに乗って良い感じ」と思っていたところが、実際には「メリハリに欠けて単に慌て動いているだけに見える」と指摘された。一つ動作を入れてはどうかとアドバイスされる。しかし一つ余分に動作を入れるにも音楽に合わせると全く余裕がない。一番厳しいのは(あ)が声をかける余裕がないこと。
 つまり、問題はルーシーの動きではなく、すべて(あ)のハンドリング。指示と褒めのタイミング、ハンドシグナルの出し方。問題の部分に絞って音楽をかけ集中的に練習するけれど、毎回、何かしら必要な事が抜け落ちてしまう。困ったもんだニャ〜。
 あくまでこちらの問題だから、ルーシーには練習に付き合ってもらうことになる。失敗する度「ルーシー、ありがとね」「ルーシー、ゴメンネ」と声をかけると、ルーシーは、初めだけは小さく尻尾を振って「ドンマイ」と慰めてくれる。自分にガックリしながら、ルーシーのやる気をなんとか引き出し、協力してもらう。世の中にたくさんの飼い主と犬のペアがダンスをしているだろうけど、犬にリードされ慰められる飼い主は少ないだろうなぁ。
 それでも何回も繰り返しとなれば、ルーシーも飽きてくる。おやつを変える、褒め方を変える等、こちらの工夫にも限界がある。「どうしようかなぁ」と思ったところ、教室の外に笑顔のご婦人が一人。
 よく見たら、ルーク・ママさんだった。お買い物のついでに先生に会いに来られた模様。忙しいところを申し訳ないけれど、サクラをお願いする。
 「失敗しても下手でも、ルーシーを褒めてやって!」
 大好きなルーク・ママの前で、ルーシーは俄然やる気になった。コイツはおだてられたら、本当に木に登りよるかも。
 問題の箇所を、当初のやり方と先生の指示どおりの2種類で実演してみる。さすがママさんはダンスの先輩だけあって、「先生の指示どおりの方が、ルーシーの動きが大きくなる」と的確なコメント。
 あ、そんな事まで考える余裕がなかったわ。指示出して褒めるだけでも舌を噛んじゃったし(笑)。
 ルーク・ママさん、お忙しいところ引き留めてすいませんでした。また、ご協力いただき、ありがとうございました!ちなみに、次回も同じ時間でやってますので、ヨロシク〜(爆)!