家電○○

 ホットカーペットが故障した(号泣)。電源を入れても肝心要のカーペットの部分が全く暖かくならない。冬の間、酷使してきたから寿命も縮まったんだろうが、いかんせんタイミングが悪い。4月後半だというのに冬の寒さが戻ってきた頃だったからだ。
 (た)に故障を伝えると「そりゃ、死んだんでしょう」駄目押し宣告しなくても分かっとるわい!「仮にも、オタクの会社は電気工業なんだから、どうにかしてよ」と言うと「随分と使ったんだからゴニョゴニョ」と言葉を濁す。やれ、自分の会社が作ってるのが電線だからとか、身内に家電メーカーに勤めていても自分よりもっと機械音痴がいるとか、そんな事はどうでも良いのだ。
 ゴタクは要らん!
 私のホットカーペットを直してくれ!
 メグちゃんのパパさんに話したら「ウチはまだストーブ出してますよ。今ならホットカーペットも安いですわ」と言われた。とはいえ、ほんの数日の寒さで万がつく買い物をするのもなぁ〜。とりあえずは我慢してみることに。
あっけなく我慢は限界を迎えた。寒気がしてきたのだ。しょうがないので、バーゲンで買ったキルトカバーを二つ折りにして、その中に電気膝掛けを入れて暖をとることに。
 ルーシーには、ルーシー用のクッションを敷いてやる。すると、ルーシーは「なんでホットカーペットがないの?」「どうして、お母さんだけ布団に入ってるの?」という表情。一度はテーブル下にある自分の定位置まで行くが、ニオイを嗅いでクッションに戻る。アンタは毛皮を着てるんだから寒くないでしょ。
 
 ところが、しばらくしたらキルトカバーにズカズカと上がってきた。オマエもホットカーペットが恋しいんだね〜。
 次に、こちらの足の上でオモチャをカミカミし始めた。カバーの上からは見えないが、(あ)は自分の膝の上に膝掛けをかけていたから、そこだけは他より暖かい。ルーシーは見事に暖かい部分を見つけて、他人の足があろうが構わず、そこにムリヤリ横になろうとした。空いている場所はあるのに、わざわざなんでここに来るかな。
関西のオバハン攻撃炸裂!!
 最近「家電○○」を目にする機会が多い。○○には俳優とか芸人が入る。本業は別にあるのに、やたらと最新の家電に詳しくアドバイスまでしている。(あ)は「家電○○」は要らないが「家電直せるお父さん」が欲しい。多分、ルーシーもそう思っている。間違いないと思う。

↑なぜか画像が暗い。デジカメまで不調か。トホホ