ただ今リセット中 3

 あ、グダグダ書くとブルーに見えるかな?一時期凹んだけど今は元気だし、細々とダンスを続けていこうと思っている。今の段階で問題は競技会への参加。ただ、それだけ。
 迷う最大の要因は、ルーシーのダンスに限界が見えてきたこと。5歳という年齢と体力、股関節の問題などを考えると、大技は元より無理だし、できる動きが限られてくる。
 今回も構成を考えるのに非常に苦労した。イントロの「こってりーの、こってりーの、こってりーの、ラーメン♪」を3回繰り返すところ(オリジナルは2回)で、(あ)は初めラージサークルを当て込もうと思っていた。動機の高い技を入れることでルーシーの集中も上がるし、「わ〜い!ラーメンだ♪」て感じだし。ところがA先生が「(ラージサークルじゃ)全然コッテリしてません!むしろアッサリです!とダメ出し。
 「先生、そうは言うけどコッテリした動きって、どんなの?」と訊くと、先生曰く「分からないけど、ともかくラージサークルはアッサリです!」(爆)。
 しばらく二人でコッテリな動きを真剣に考えた。新しい技を作ることも考えた。スタンディングができたら良いのになぁ。バックボルトも格好良いかも。でも、どれもルーシーの足を考えると無理と断念。
 最終的には、ぞうきん(バウバック)とクリープでコッテリ感を出すことになった。とはいえ二人ともクリープはかなりリスキーだと思っていたし、実際その部分でコケた。
 話が横道に逸れたけど、要は、ルーシーが負う制約を考えると技のレパートリーを広げることが難しく、音楽にぴったり合った動きを創り上げられないということ。音楽に合っていないと、その部分だけ浮いて見える。リスクのある動きを入れると、さらに全体的な完成度は下がる。納得するしかないけれど不満は残る。
 また、競技会の雰囲気も年々変わってきていた。自分達が所属する団体は年2回競技会を主催している。初めは競技会というより、一門の発表会みたいだった。お客さんも身内や友達が多く、非常にアットホームな雰囲気で、実力派のペアにはもちろん歓声と拍手が送られ、私らみたいなダメダメ・コンビには「頑張れ〜!」と声援が飛ぶし、失敗しても手拍子で助けてもらったものだ。入賞者の表彰はあったけれど、クラス分けはなかったし、その他の順位や点数も公開されていなかった。最近、団体が全体的なレベルアップに乗り出したせいか競技的な色合いが強くなり、次回からは参加条件が設けられることになった。団体が行うテストに合格した者だけが出場できるというのである。
 年齢のせいかもしれないけど、ヒジョ〜にメンドクサイ(爆)。ルーシーにとっては、ダンスは運動を補足するものなのに、この上、資格が要るなんて。それに、ドッグダンスは、誰にでも、どこでも、どんな犬とでもできるスポーツとして知名度が上がってきたところなのに、なんで今ここで敷居を上げちゃうのかなぁ?
 競技会のことはさておき。ダンスは楽しい。今週は雨続きなので、屋内でいろんな音楽をかけながら一緒に動いている。ルーシーも笑顔。一緒に動いているだけで、とても幸せな気分。それで充分満足できるような気がしてきた(笑)。