「雨が降ってきました」

 う、昨日までに貯金をつくったハズが、「雨は、まだ降らないみたい」と散歩に出て、途中で土砂降りに遭ってしまった。我ながらバカ〜〜。不思議なのは、こういう時に限り、我が家と反対側にある公園の入り口に辿り着く頃に、土砂降りに遭う。慌てて戻っても、これまで歩いた距離を歩くワケで、結局ズブ濡れで帰宅することになる(涙)。
 さて、N○Kの「お知らせ雨です」という自動サービスがある。「雨が降ってきました」と画面に自動表示されるヤツだ。自慢じゃないが(あ)の方がTVより雨の降り出しに気づくのが早い。今まで一回も負けたことがない。(あ)は自他共に認める鈍くさいヤツなのだ。こんな人間に負けているサービスでは、ダメダメである。
 元より、データ配信サービスで必要ないデータが多すぎる。だからデータ取得に時間がかかり過ぎるのだ。オリンピックの時なんか、データ配信の画面に変わるまで、あたしゃ足踏みしてましたヨ。必要なデータ、直ぐ欲しいデータを、利用者自身が取捨選択して、あらかじめ設定できるようにして欲しい。携帯を持たない(あ)でも、天気と道路交通情報、地震津波、休日診療所案内さえあれば、なんとか生活できるんだから。
 「雨が降ってきました」サービスは、(あ)に輪をかけて融通が効かんヤツである。先に雨に気が付いて洗濯物を取り込んだ後に「雨が降ってきました」とお知らせしてくれる。それも画面の真ん中を占領して。こっちは、アンタのお知らせが遅いから「兵○の気象」の3時間ごとの天気を見てるんだっつーの!!それを表示で隠してどうするよ!?
 そいでもって、今更「次から表示しますか?」と訊くので、舌打ちしながら「いいえ」を押す。ちなみにTVのリモコンって、すごく反応が遅い。高齢者対応設計なのかなぁ?「いいえ」を選んで決定を押す。ところが、なかなか表示が消えない。グッと力を込めて押す。力が要らんのは分かってるけど、徹底して融通の効かんサービスにイライラするので、自然に力が入ってしまう。
 イライラしたことを忘れ、チャンネルを一旦変えてN○Kに戻ると、またピッと音がして「雨が降ってきました」と表示が出る。
 さっき「いいえ」って答えたろ〜!!
 もう忘れたのか〜!!!
 こんなサービスで助かる人がいるんかなぁ?毎回首を傾げている。日本中でサービスを提供しないといけないから、いちいち対応できないのかな?将来、雨の振り出し探知で(あ)に勝てるようになったら、次は「これから1時間は雨が止みます」というサービスを目指して欲しいものだ。そしたら、公園の入り口で濡れネズミになることもなくなる。ま、10年くらいかかるかな(笑)。