テスト

 仕事が一段落して、やれやれの週末。・・・のはずが、この週末はテストを申し込んでいたんだった(汗)。平日は雨と仕事で全く練習できず、結局練習できたのは教室だけ。前日に慌てて教室に駆け込んで練習させていただく。
 テストはトリックとダンスの2種類。トリックについては、6種類のトリックを四角いスペースの4つの角と中心で披露。移動はヒール。動機の高い技をとりあえず選んだ。「楽勝ですよ」と先生。ところが、これが全然楽勝じゃないんだな。
 まず、(あ)の問題。トリックのテストでは、先生達が適当に選んだ曲がかかっている。「音楽を無視してくれて良いですよ」と言われたものの、こちらの耳に入る。で、音楽がルーシーの動きと合わないと、ものすごくストレスを感じる。トリックのテストは、音楽と合わさなければならないというルールはない。だけど、こちらが挙動不審になったら、ルーシーも「?」という顔をして、動きが止まってしまうのだ。そして、ルーシーのハンドとチェンジ。動機が高すぎるせいなのか、お相撲のツッパリみたいにバシバシッと来る。「ゆっくり」と声をかけるが、どうも本犬、オスワリの姿勢でする技では、ヒジョ〜に焦る。ヒドイ時はお尻が浮く。まだコマンドを出していないのに次の手を出す。なんだかなぁ〜。
 ダンスのテストは1分から2分で、ルーティン内の5つの技をあらかじめ申請して、その完成度で点数を付けるというもの。
 前日のダンスの練習では、ゴロンとロールのコマンドでグリグリ回っていた。回るたびに「アゥッ!(訳:ファイトいっぱ〜〜っつ!)」と気合いの声を上げていた。一方、先生のダメ出しを受けたのは、バックとぞうきん。狭いスペースで角に向かってバックで進むのは怖いのか?それとも単なる気まぐれなのか?見極めが難しいところ。とりあえず、ダメ出し箇所を強化。翌日の本番を迎えた。
 本番は、神戸にある別の教室。ここは、我らの教室より数段広い。と思っていたのだが・・・。スペースを見てビックリ。
 アレ?こんなに狭かったっけ(汗)。
 そりゃ〜、いつもの教室よりは断然広い。しかしマットを敷いている場所が狭いのだ。ルーシーにとってマットは結界だから、マットのスペースから出て演技はできないし・・・。
 ウィーブで進んでいる途中で、いきなり端っこ。ヤバイと方向転換するも、次の動作がオシリでヒールに付けないといけない。慌ててアラウンドを入れて、ツイテの位置へ。なんとかオシリで進むが、またもや直ぐに向こう側の端っこに到達。次はトウからバックだから、長い距離が必要。対角線を進むしかない。またもやジャッジにお尻を向けてしまった(爆)。
 前日強化したバックの反応が思いの外良かったので、褒めたところ、ゴロンとロールが各2回のはずが1回ずつになり、立ち上がってしまった。う〜む、褒めるポイントがまずかったか。すんなり流しておけば良かった(笑)。ラージサークルが小さい。結界内だからね(爆)。ぞうきんは一瞬止まってしまったが、最後にもう一回コマンドを出して、距離を出せた。ベリーアップでキープを指示するのを忘れた。失敗。
 とりあえず両方とも合格ということでホッとした。しかし、ジャッジのYトレーナーにも、先走りを注意された。分かっちゃいるんだけどなぁ(苦笑)。なんで、こんなに「まだよ」とか「キープ」とか必要のないコマンドをいちいち出さないとイカンのだろう?
 
 時間がなくて適当に曲を選んだけど、ルーシーは夏になってスピードが落ちた。無理やりウィーブとストップを入れたけど、あれは全くイケてない。次からスピードに合ったものを選ばないとね。