三度の飯の方が好き

 天気予報を見ようとTVを付けたら、堂本○一氏を取り上げた番組をやっていて、中学時代からの友人を思い出した。彼女は、堂本○一氏をこよなく愛し、番組の題材であるミュージカル公演に何回も行っている。公演はスゴイ人気でチケットを取るのも抽選で、かなり倍率は厳しいとか。この公演は東京でしかやらないらしいから、彼女は関西から、他のファンの方達は全国各地から観劇のため上京するらしい。たかだか3時間くらいの出し物を見るのに、見る側も大変な準備がいるけど、彼女の様子を見ると、それが楽しくてしかたがないようだ。もはや、息子に次ぐ生き甲斐なのだろう。
(あ)の友人は面白い人が多くて、それぞれ何かしら没頭できるものを見つけている。極端なことを言えば「三度の飯より好き」という感じ。バリダンスだったり、ハイキングだったり、体を動かすことだったり、絵を描くことだったり。それにひきかえ自分は。自分くらい何もない人はいないよなぁ。なんで何にもないんだろ?
 生来の出不精が、ルーシーを迎えたことにより、遠くへ出かけることが少なくなった。昔は海外旅行が趣味のひとつだったけど、パスポートも更新する気にならず失効させちゃったし。見たい映画があっても隣町まで見に行くのがメンドクサイ。メンドクサイのが興味に勝ってしまって、全く世界が広がらない感じ。限りあるエネルギーを、ルーシーに吸い取られてしまったか?イカン、気持ちから年寄りになってるぞ。
 そうそう、彼女の家に招待されたこともあったっけ。あれは、いつだったっけ?そこでミュージカルのDVDを上映してもらったんだけど、屋外にいるルーシーのことが気になって全く楽しめなかったのを覚えている。ヤツは新築物件の敵だから、何をしでかすか分からず妙な汗をかいた(笑)。
 お友達が彼女の家まで運転してくれて、車が高速道路を走る間に、ルーシーはソフトクレートをバリバリ解体して出てきて、助手席に座っていた(あ)は心臓が止まりそうだった(笑)。5歳のルーシーは未だに車じゃウルサイし、ジコチューKY犬のまま。若干顔が白くなってきたかな?(あ)から吸い取ったエネルギーじゃ足りんらしい。やれやれ。


↑とりあえず記念写真?