残念な2人

 少し気温が下がってきたので、公園にいる時間を長めにしてダンスの復習。
 どうもルーシーのダンスって、チマタでいう『残念』な感じ?コイツが『残念なボーダーコリー』だから、しかたがないんだけどさ。どうにか改善できないのかね?
 コマンドへの反応が遅い。予告しないとイカンくらいだもの。一つ一つの動作にキレがない。ラージサークルなんてテレテレ走っているだけで、どうもスピード感に欠ける。また、それ以外の印象も真剣味に欠けるなぁ。ヘラヘラ笑っているせいか?だから「スゴイ」とか「上手」とかじゃなくて「楽しそうねぇ」としか言われないんだよ。ブツブツ
 特にヒドイのがジャンプ。毎回ルーシーに「飛びつきチュー攻撃」を受けているA先生は「これだけ飛べるのに。『ルーシーは、足が悪いからジャンプはダメ』とか、もう言わせない」と、前回のルーティンの中にジャンプを入れられた。本番では1回目のジャンプは良かったものの、2回目が見事な反復横跳び(笑)。
 若い頃から、あまりジャンプさせないようにしてきたから下手なのかな?ディスクでも、なるべく低く投げて、ルーシーが走り抜けるようにしてきたし。
 という訳で、ジャンプのテコ入れを始めた。最初は、距離をとらずに練習。意外なのは助走付きのジャンプの方が難しいらしい。差し出した伸縮孫の手をマーカーにしたんだけど、ルーシーがこれにぶつかる。先生が「孫の手が細すぎて、ルーシーには見えないのかも。Iさんの足でやってみてください。」ま、これなら見えない訳ないわな(笑)。
 公園で復習。ルーシーを左に座らせ、マテをかけて目の前で足を挙げる。「ジャンプ」とかけ声をかけて、右手で方向を誘導する。ルーシーは前足で「デ〜〜ン」と(あ)の太ももにぶつかってくる。???これだけ太いんだから、見えない訳ないだろ?何回やっても「太ももデーン」が続き、最後には「下腹デーン」
 ・・・嫌みか(怒)?それとも、クッションを楽しんでるのか?
 という訳で、教室で先生に再び見てもらったところ、ウソのように上手くいく。なんで公園だとダメなんだろ?考えられるのは、ジャンプに慣れていないルーシーは、狭い空間なら、なんとか距離や位置を認識できるけれど、広い公園ではそれが難しいらしい。本犬は飛んでいるつもりなんだけど、ルーシーの認識より(あ)の位置はもっと遠くにいて失敗してしまう。やっぱ太さの問題じゃないみたい(爆)。
 もっと手の誘導を上手く使ってルーシーの空間認識を助けること、足の上げ下げのタイミングを見極めることをアドバイスされる。そして、こちらがグラグラしないこと(爆)。
『残念』なのは、飼い主も同じだったか、トホホ。