マテの風景

 前回の授業で、先生にダメダメ・ジャンプを見てもらう前に軽〜くベーシック。なぜか流れでマテ練習先生の正面、至近距離で伏せさせてマテ。この教室でルーシーにとって最大の誘惑はA先生だからして(笑)。先生に目一杯誘ってもらって、こちらはマテをかけ続ける。
「ルーシー!ルーシー!おいで!」
体は伏せているが、先生の呼びかけで尻尾がファサ、ファサと揺れる。尻尾は正直やねぇ。
「大好き!!」←「飛びつけ」のコマンド。先生に飛びついて甘えるのがお約束のルーシーにとっては、聞き逃せないコマンドだ。でもマテの間はガマンガマン。
「ヨシ!」「OK!」
解除のコマンド。A先生じゃなく、(あ)が解除しなければ解除ではない。ルーシーは動かず。頑張ってるじゃ〜ん!
「食べる?」
先生が、ジップロックに入った青空ちゃんのフードを取り出す。ビニール系のガサガサ音でヨダレが垂れるルーシー。散歩中に(あ)がウ○チ袋を取り出す時でもガン見。もはや「食べる?」の言葉は必要ないほどの条件反射(爆)。
「食べる?」
先生がジップロックからフードを取りだして、ルーシーの鼻先へ。(あ)はルーシーの背後に回っているので顔が見えないけれど、滝ヨダレに違いない。クレートの中で青空ちゃんが「クゥゥゥ〜ン」と援護射撃。すると、ルーシーは体を入れ替えて、フードを視界に入れないようにした(爆)。
「行くよ、行くよ〜、ゴー!」
「ゴー!」の号令でルーシーの体がビクッと動いた。
何事も見逃さないA先生。すかさず
「レディ〜、ゴー!!」
たたみかけられて、ルーシー立ち上がってしまう。

「大好き」より「レディ、ゴー!」に反応してしまうとは予想外。ちなみに同じ事をやってみたが、(あ)はマテを連呼したにも関わらず、ルーシーは立ち上がってしまった。
ちなみに、ルーシーが「レディ、ゴー!」を耳にするのは、ディスク大会の時くらいじゃないかな?それも、(あ)や(た)ではなく、MCさんの言葉だ。コイツ、そんなことまで聞いて覚えていたのか。ちょっと驚いてしまった。
で、当のルーシーはといえば、思わず立ち上がったものの「アレ?何で立ち上がったんだっけ?」という表情で、次の瞬間、同じ場所に伏せた(爆)。
マテ練習は深い。ルーシーの弱点を知っているつもりでも、改めて分かることも多いなぁ。