眠れない2日間2

 予感があったのに対処せず、ルーシーが下痢&嘔吐することになってしまった。すべては自分の判断に自信が持てず手をこまねいていたから。自己嫌悪で2日間ほとんど眠れず、少々感情的になって前日の記事を書いてしまった。反省。元より愚痴だらけの当ブログ。これでは、見に来てくださる方に有益な情報が全くなかったはず。申し訳ない。皆さんには、(あ)と同じ失敗をして欲しくないと思う。

 ようやく水曜日。朝の排泄散歩。胃液を含めて嘔吐ナシ。No.1(小)は多い。脱水症状を防ぐため5回の食事にもれなく牛スジスープを付けたためか。No.2(大)は親指ほどの大きさ。少々柔らかいが、形はある。食事の前に、かかりつけのN先生へ。
 残念ながら、今の段階では症状を引き起こした原因は不明。検便では悪い菌などは見つからなかったし、超音波検査でも膵臓周辺に異変は見られず、リンパ腫を含め所見に問題は見当たらなかった。一方、2種類の血液検査のうち細かい方の1種類は、外の機関に依頼するので1週間以内に結果が出る予定。もし原因が膵臓にあるとすれば、2つの原因が考えられ、これらへのアプローチは全く異なるそうだ。体重はさらに減って12.18kg。原因を探る間、腸炎の治療薬(膵臓に影響を与えない物)を投与する。

 以下は、先生達(N先生+K先生)から聞いたことの覚え書き。
− 軟便だとしても1週間以上続けば慢性下痢である。そうなる前に診断を受けるべきだった(N先生)。
− 下痢よりも嘔吐の方が先に止めなければならない(K先生)
− 慢性下痢であれば、自分で生活環境や食事の内容を見直すより先に病院で原因を調べるべきだ(N先生)
− 検便、血液検査である程度、原因を絞り込む。さらに詳しい検査をした上で、食事内容、生活環境の条件を1つずつ取り上げて見直す(N先生)
− アレルギーによって突然軟便になる場合、必ずとはいえないが、なんらかのきっかけがある。例えばフードを変えたとか(N先生)
− アレルギーでなくとも、フードが突然合わなくなることはある(K先生)
− 同じフードを食べ続けて消化不良を起こす原因のひとつに、公表されていない製品のマイナーチェンジがある。医薬品などと違って、フードの細かい仕様を変更する場合、生産者は変更を公表する義務を負わないため(N先生)。
− 原因を探る間、サプリ、乳製品(ヨーグルトを含む)、おから、おやつは与えない(N先生+K先生)特にグルコサミンは、製品によって下痢を引き起こしやすくなるものもある←ルーシーの場合は、今まで長く同じ物を与えてきているので、これが原因とは思えないが。

(あ)が考えられる原因「今年の異常な寒さ」について
冷えが原因で軟便になることは
「あります、あります」(K先生)
「冷えだけが原因で軟便になることはないと思いますが、誘因になることはあると思います」(N先生)
と意見が分かれる。まぁ、今のルーシーには寒さ対策は必要だと思う。

院内での血液検査
赤血球関連 問題なし
RBC(赤血球数) 7.79(5.5〜8.5)
PCV(血球容積) 53.5 (37〜55)
Hb(ヘモグロビン量) 18.0 (12〜18)
MCV(平均赤血球容積) 68.7 (60〜77)
MCHC(平均赤血球Hb) 33.6 (32〜36)

WBC(白血球数) 6,600 (6,000〜17,000)
炎症を起こすと数値は増える。ルーシーの場合、炎症は治まってきているようだ
Plat(血小板数) 319 (200〜500)
問題なし

肝臓関連 正常値を超えているが、肝臓自体に問題がある場合には1,000を超える数値が出ることが多いそうだ。膵臓と肝臓はつながっているため、問題箇所が膵臓で数値の異常が肝臓関連に現れている可能性があるとのこと。
ALT(アラニンアミノT) 148 (13〜100)
AST(アスパラギン酸アミノT) 272 (5〜69)
ALP(アルカリ) 30 (14〜142)

膵臓関連 正常値だけれど、膵臓と肝臓はつながっているため、肝臓関連の数値に異常が現れているかもしれない。問題がないと断定できない。
T-Bill(総ビリルビン) 0.3 (0.2〜0.9)
T-cho(総コレステロール) 146(70〜303)
TG(中性脂肪) 25(20〜155)

腎臓関連 「問題なさそうだ」とのこと
Glu(血糖値) 88 (50〜124)
BUN(尿素窒素) 14 (4.8〜31.4)

CRP 0.25 (0〜1.0)