実践あるのみ?

 月曜日は雨、火曜日と水曜日は雨が時折パラつくも散歩ができる程度だった。というわけで、月曜日はダンス、その後の2日はディスクで、いただいたアドバイスを実行してみた。
 ダンスについては、ルーシーが当惑した表情を浮かべることが多い。これまでコマンドへの反応速度を上げたくて、全く逆のことを強化してきたからなぁ。おかげでハンドシグナルは減ってきたけど。ただし我ながら「なんで私はダンス中にしゃべりっぱなしなんだろう?」と思っていたし、ルーシーが「落ち着いてアクションに入る」ことはムーヴの正確性を高めるためには不可欠だと思う。


 言葉のコマンド回数を少なくする。いちいちルーシーが「?」って顔で見るのが気になる。
 「ウィーブ」のコマンドを聞いてなかったのか?
 それとも先生の仰るとおりに、(あ)に「どこ?」って訊いているのか?
 そこが、こちらにはまだ分からない(:_;) 
 で、アクションのタイミングを指示。
 ルーシーは「え?あ、そうでした」てな感じで足をすり抜ける
 ・・・と思ったら足の間で、なぜか止まって出てこない(・・?
 なんとか出てきたと思ったら、また立ち止まって「?」の表情でこちらを見上げる。
 1回足を抜けるだけで、今までの2回分以上の時間がかかるんですけど(^_^;)


 「う〜〜ん、これで良いのかなぁ?」と思わず口から出る。すると、なぜかルーシーは「ゴメンナサイ」と頭を下げてやってくる。「ルーシーのせいじゃないから。やり方が変わったから、分からなくて当たり前だよ」と声をかけると、今度はツツツーと尻尾が下がる。


 ルーシーの尻尾が・・・下がっちゃった!!
 ♪とれとれぴちぴち♪と謳われた尻尾がぁぁ(;O;)!!
 尻尾ピ〜〜ン!(体操のお兄さんの口調でどうぞ)がルーシーの唯一の魅力なのに!


 そうだ、今度はリアバック(バックウィーブ)でやってみよう。
 リアバックは、先生の指摘で言えば、完全に「ルーシーに合わせている」ムーヴである。動機が高すぎて毎回先走ってしまう。「リアバック」とコマンドが出る前から、何を指示されるかを察してアウアウ言いながら後ずさりするくらい。コマンドを耳にするや、後ろも見ないで下がるもんだから、こちらがルーシーの進度に合わせて足を動かすしかない。ルーシーが(あ)の足の間を通るというより、(あ)がルーシーの体を跨いでしまう。落ち着かせようと、いろんなことをしたけれども解決策がない。今のところは自分の手を一旦前に伸ばして、これに鼻先でタッチさせた後に足を下げて、ルーシーを下がらせるしかない。それとて3、4歩目で崩れてしまう。
先生に言われたとおりにやってみた。
 はじめは、こちらが足を動かす前に、自分でもコマンドが聞こえないくらいにアウアウ言いながら下がっていた。「コレでしょ?コレなんでしょ?」と何回も訊いてくる。タイミングを指示されてないのに「お母さんがして欲しいことを、私、やってるじゃん!」と伏せてアピールする。「ルーシー、まだだよ」と言い聞かせる。
何回もやり直したところ、なんとか、1歩目はこちらの足に合わせて動き出すようになった。そして、1歩目、2歩目については、こちらの足の間を認識しながら進むようになった。でも、それ以上になると、また悪い癖が出てしまう。まぁ、本犬は大笑いで動いているので、動機は相変わらず高い模様(・・;。
 一体何が楽しいのやら’`,、(‘∀`) ‘`,、
 やっぱり先生のアドバイスを全部のムーヴに一貫して採り入れるのは、同じ犬でもそれぞれの動きに対する動機や速度が違うから難しいなぁ。採り入れられそうなところから、やってみるかな。