夏の味
「飼い猫が、食べもしない虫や小鳥を家に持ち込むのは、狩りが下手な人間(つまり飼い主)に対して、手本を見せているつもりらしい」という話を聞いたことがある。ネコを飼っている友達や知人に、その話をすると、全員が全員「あ〜、それはあるかも」「いや、そうやわ。絶対そうやわ」とヤケに肯定的。「え〜?!それは、ないやろ」と言う人はいなかった。みんな、狩りがヘタなんでしょうかね(笑)?
ところで、犬が何かを捕まえる場合は、十中八九、食べるためらしい。お友達のサンタ君は、なんとセミを捕まえて食べるそうだ。
「え〜?セミって食べられるんですか?」と驚くと「だって、人間だってハチの子とか食べるじゃない?」。
確かに。でも、生ですよね?
「生きていないと食べないの」
「死んでるやつは見向きもしないの」
「生きてるのをくわえといて、セミが動かなくなったら、羽根をもいで食べるのよ」
・・・活き造りですか(笑)?
でも、セミって食べられそうな部分が少ないと思うんですけど。
のど詰まりしそうですし。
「そうねぇ。でも1日3匹は食べるよ」
「ミンミンゼミよりアブラゼミの方が美味しいらしくて」(笑)。
最近では、ママさんが木にいるセミをはたき落として、サンタ君が捕まえるというチームプレーにまで発展したそうだ。