見学

 午後から○PDESのK9フリースタイル競技会を見学。前日のWCF○の方が見たかったけど、平日なので断念。WCF○の競技会では、国内のジャッジが採点し、海外のジャッジがコメントされる。一方、○PDESでは、海外のジャッジは、その場におられるのに、あくまでオブザーバーなのでコメントされず、なんとなくWCF○の方がお得感がある訳(笑)。
両方の競技会とも、震災の影響でスケジュールが大幅に狂い、今回は参加者が少なかったらしい。しかし、その分、意欲的で経験豊富なペアが集まっていたと思う。
 上級者になればなるほど、複数の犬でエントリーされる方、または同じ犬でもHTMとMFの両方にエントリーされる方が多かった。連日、複数回ステージに上がっておられる訳だ。それも、トリーツやモチベーターなしで←しつこいか(爆)。
 犬も人も、よほどダンスが好きじゃなきゃ、こうはいかないと思う。本番のパフォーマンスもさることながら、人間も犬もコンディションを整えるのは大変だろうと想像する。特に今年は11月だというのに、ルーシー地方でも最高気温が25℃以上を記録している。会場にあった準備用のサブステージを使用するペアは少なかった。連日、複数回の演技をこなさなければならないから体力温存のためかもしれない。
 それにしても、どのペアも、なんという信頼感と安定感なんだろう。一瞬、集中力を失うことがあっても、演技が進むにつれ集中力が上がる。トップのペアは、犬の方を見ていない瞬間が多い。極端な例は、犬に背中を向けた状態で演技をする部分。ハンドラーは見ていないのに、犬は指示に従って動いている。なんで、こんなことができるんだろう?
ルーシーを引き合いに出すのはおこがましいが、こちらが目を離した途端、ヤツは手を抜くことが多い。こちらが「見てるんだからね」と大げさに目をギョロギョロさせても、当の本犬は、しばしば「ステージで叱られないもんね〜」と知らん顔を決め込む。「ここらがワシらの限界なんだろう」と、(あ)は自分を納得させている。だから、犬に背を向ける振付は、とても考えられないことなのである。
 なお、○PDESのフリースタイル競技会は、来年から参加条件が変更され、○PDESチームテストの合格者のみが、参加できるようになるそうだ。また敷居が上がって、我らには遠い存在になってしまったね。WCF○もチームテストが必要になるのかな?どうなんだろ?
 ダンスは、ルーシーの運動であり、(あ)のボケ防止なんだから。
 上を目指す方には目指していただいて、我らは底辺でフラフラやってるのがお似合いかと。
 お互いに文句を言いながら楽しく動ければ、それで良いと思う。
 
 来週はチャレンジカップ。我らはディスクもダメダメだけど、ともかく楽しんできます(爆)!