イベントで 2

 イベントでのダンスで大失敗して「採点表とCDをもらったら、尻尾をオマタに挟んでコソコソ逃げよう」と思っていたら、お友達から「3位おめでとう」と言われてビックリ。他のお友達にグチをぶつけている間に、本部テント横に成績がUPされたらしい。信じられず本部テントまで見に行ったけど、それでもまだ信じられない。
 ほどなくT先生が採点表を持ってきて下さった。開口一番に褒められてビックリ。数あるコンペのジャッジを務めておられる先生が、(あ)のようなチャランポランなハンドラーを褒めてくれるとは。恐縮してしまった。
 それも、褒めていただいたのは構成だった。再びビックリ。
 実は、会場に向かう車の中で、(た)が「アンタ、今回のダンスの構成はポジションの種類もヒールワークも少ないやんか。」
 そうなのだ。数少ないトリックのレパートリーでムリヤリ構成を作ったから、そこまで考えられなかった。ヒールワークは曲のテンポがアップする部分だけだし、ポジションに至っては「ツイテ」と「サイド」の2種類だけ。とてもT先生が気に入ってくれるとは思えない内容だった。こちらの予想に反して、先生は褒めてくれた。
 ま、初挑戦がボロボロだったものね(笑)。
 「欲を言えば、ムーヴを次々に替えるよりは、1つ1つのムーヴの時間を長くして、しっかり見せた方が良かったけれど」
 ルーシーは、元々ボーダーコリーとしてはスピードがなくて、キビキビ動けないので、敢えて早い切り返しにしたんだけど、逆にした方が良かったのかなぁ。同じ構成でも、作る側の意図と見る側が受ける印象は、必ずしも同じじゃないんだなぁ。
 
 採点表を見たら、今年も採点項目が変わっていた。

Technical Merit Score & Artistic Impression Score
難易度:トリックやムーヴの難易度・構成要素を満足させるために必要なトリック・ムーヴの数(1.8/2点)
ムーヴは多かったかもしれないなぁ。私とカラミながらの動きは多かったと思う。
構成要素:左右の動きのバランス。独創的要素(0.8/1点)
左右?スペースの左右ということか???構成要素って、フィギュアスケートみたいに、ルーティンの中に入れておかないといけないムーヴのことだろうか?まだまだ分からないことが多いなぁ
完成度:技術的正確さ。犬への指示に対する完成度。(0.8/1点)
これは、今回も失敗したと自覚している部分。うっかり手の位置を変えたことで、ルーシーを混乱させて飛びつかせてしまった。コントロール不足だ。反省。
滑らかさ:ムーヴ間の移行の滑らかさ。犬とハンドラー双方のムーヴの滑らかさ等。(0.6/1点)
う・・・!やっぱり踊れてなかったか(爆)
ルーティンの概念:テーマに対する表現度(感情表現・ストーリー性)。音楽・衣装表現・小道具の適正(1.8/2点)
今回ストーリー性は構成に加えてみた。でも小道具は伸縮孫の手だよ(笑)。
動性:嬉々とした動き。H/Dの一体感。意欲的。(0.8/1点)
「嬉々とした動き」だけかなぁ、自信があるのは(笑)。人間と犬の思惑はズレてたしね。
デザイン:テーマを満たすルーティンの構成。バランスのとれたリングの使い方。トリックなどの配置の的確さ。(0.8/1点)
今回も、コーナーは3つしか制覇できず。やっぱり4つをカバーは難しい。
リズム:音楽のリズム的表現。音楽に合ったムーヴの採用。(0.8/1点)
ありがとうございます。今回リズムだけでなく、歌詞にもムーヴをバッチリ合わせたからね。「インターナショナルにウケが良いはず」と自負しております(爆)。だけど、イチロ○の真似も練習したけど、全く本番では余裕がなく、ただのスウィングになっちゃったなぁ。
合計点:8.2

 コメントには「音楽にマッチした振付を意識されていて、とても良かったと思います」とあった。
 苦労した点が評価されて非常に嬉しかった。その他の部分については、おそらくT先生が目をつぶって下さったのだろう。「次も励めよ」という温かい励ましなのだろう。こちらは万年初心者レベルですので。

 ***閑話休題***
 イベントの最後は、お楽しみジャンケン大会。J○Aのスタッフさんが「ジャンケンが一番弱い奴の顔が見たい」と仰って、実際にやってみたら、なんと(あ)だった。自分では衝撃の事実だったけど、「これまで参加しても、どおりで賞品がゲットできない訳だ」と妙に納得できた(笑)。スタッフさんが哀れに思ったのか賞品を下さった。
 なんと高級・新鮮セコガニ(爆)!!
 帰宅後(た)が一番喜んで最後まで食べていた。(あ)は少しフクザツな気持ちだった。
 来年から「あみだくじ大会」にしてもらえないかしら(笑)?