あぁ、ダイエット

 昨日TVで犬のダイエットについて取り上げていた。身につまされる内容だった。身につまされるというのは、ルーシーではなく、自分自身のこと。犬も「とんこつ風味のこんにゃく」を食べてダイエットしていた。思わず「とんこつ風味か〜」と口から出た(爆)。今年こそは、どうにかしないとね、自分。
 さて、ペットの肥満は日本だけではない模様。アメリカでは、犬の55%、ネコの54%が肥満または太り気味という。頭数でいうと、9,300万匹だとか(米国ペット肥満予防協会の推定)。そこで、ペットフード企業達が「ペットスリムダウン・プロジェクト」なる番組を作った。ネット配信のリアリティーショーである。
 番組では、肥満または太り気味のペット8匹(犬3匹・ネコ5匹)をとりあげ、それぞれに食事療法とエクササイズを処方して、4ヶ月をかけて痩せさせる。30日ごとに体重測定があり、飼い主達がダイエットの進捗状況と効果について語る。それぞれのペットが120日のダイエットに挑戦する姿を6〜7分の動画にしているそうだ。

 で、この番組を見た人の感想―――。

『まず驚いたのは、どの飼い主も自分の犬が実際どれだけ太っているかを認識していないこと。実際はものすごく太っているのに、飼い主全員が全員、自分の犬は「ちょっと痩せても良いかもね」とか「少し太っている」くらいにしか考えていない。犬は体を動かすと、苦しそうに息をしていたし、ネコは、ほとんど動かなかったのに。
 次に、人間は自分達の「あるべき体型」のイメージを常に見せられているのに、一般的な犬の飼い主で、犬の体にウエストが見えないといけないことを知らないこと。手でつかめる「皮」は、実は中身の詰まった「ぜい肉」なのに。
 三番目に、獣医が、あるネコの飼い主に対して、カロリー燃焼運動として、高所にネコを置き、そこからネコに飛び降りさせる運動を、一日12回させるというのがあったけれど、ネコの体重を落とさせるのは非常に面倒な作業なのね。
 最後に驚きの事実ではないけれど、ペットは飼い主に似ていた。しかし、120日間のダイエットで、飼い主も格好が良くなっていたわ。』

 ハイ、現実を直視することから始めます(苦笑)
 
 HPを見たところ、広く参加者を募集していて、個々に目標に向かって頑張りながら、互いに成果を確認して励まし合うものらしい。ちなみに前述の8匹には、20%も体重を落とした犬もいれば、1ポンドしか体重が落ちなかったネコもいたようだ。

 プロジェクトのサイト↓
http://www.projectpetslimdown.com/

 ふーん、なんか、人間の禁煙プログラムに似ている気がする。

 ・・・あ、そっちの問題もあったか(^^ゞ。