久しぶりの再会で

 夕方の散歩としては早い時間に家を出た。F公園の駐車場近くを通りかかると、年のころは10代半ば、風貌はジャニ○ズ系のお兄ちゃんが、草むらで捕虫網を振り回していた。どうやらモンシロチョウを獲っているらしい。「いろんな趣味の人がいるなぁ〜」と通り過ぎると、久しぶりにクウちゃんのママさんに出会った。傍らには虫カゴ。
 ・・・もしかして?
 さっきのジ○ニーズ系の兄ちゃんは、クウちゃんとこの上のお兄ちゃんだった。中学時代は部活で忙しく、なかなか会えなかった。久しぶりの再会だったけど、背も高くなり、優しかった顔は男らしくなって、すっかり見違えてしまった。今年高校に入学し、今日は早く学校が終わったので、お母さんのお手伝いをしていたらしい。
 お母さんの手伝いで、モンシロチョウの捕獲(爆)。
 相変わらず、クウ家はクウ家やなぁ。
 クウ家は、ともかく生命を大切にする家庭である。(あ)が知る限り、カナヘビやメダカ、保護した野鳥を育てていた。公園には散歩に来ても親子でエサ探し(笑)。バッタやコオロギなどを一生懸命獲っていた。(あ)は虫が苦手なので、お手伝いできなかったけど。
 今回は、ツバメの巣が心ない人間に壊されて、ひな鳥が地面に落ちていたのを発見。ひなは、もう少しで巣立ちという頃なので、とりあえずそれまでの仮親をすることになったそうだ。
 ちなみに、前回はヒバリのひな鳥で、クウちゃんが発見して捕まえた。ひな鳥は足を傷めていたらしい。獣医さんに診せて治した後、無事に野生に返したそうだ。
 今日はクウちゃんが留守番だったので会えなかったけれど、ルーシーはママさんやY君に飛びついて甘えていた。その姿を見ていたら、Y君がルーシーの飛びつきチューを受けて「わぁぁ、ルーシーにチューされた!」と目を丸くした頃を思い出す。今では、ルーシーがジャンプしてもY君の顔に届かないだろうね。時間が経つのは本当に速いなぁ。
 子供のいる知り合いに会っても「うらやましい」と感じることは少ない。大抵は「大変だなぁ」と思う。受験やら就職やら、親御さんも子供さんも本当に忙しく負担や責任は大きい。それでなくても中学から高校って反抗期だし。普通でも親子の関係がギクシャクする瞬間はあるだろう。
 クウちゃんとこのお兄ちゃん2人は本当に良い子だ。今日は下のお兄ちゃんは部活でいなかったけれど、3人でエサ探しをしているらしい。こういう子供達がいるなんて、ちょっとうらやましくなった。


紐付きボールで少し遊んでみました。足の調子を見ながらなので今日は5投だけ。

↑大好きな人達に会えて、ちょっと走って満足満足。