オマタと雨とルーシーと

 朝は動物病院へ。明日は台風が来るらしいので、それまでにと思って。
 火曜日の夕方、ルーシーの足を拭いていた時、鼠径部(オマタ)にカサブタを発見。その時は「虫に刺されたかなぁ」と思い放置。翌日同じところを見ると、カサブタが増えていた。毛の中に虫でもいるのかと、毛を丹念に分けながら周辺をじっくり見たが、何も見つからず。もう一日様子を見ることに。その間、日中は鼠径部を特にしつこく舐めたり、気にしたりする様子が見られなかった。痒みや違和感がないのか?昨日の夕方、再び鼠径部を見ると状態は同じだけれど、剥がれた一部のカサブタが毛についていて、皮膚は少々赤いところがある。
 「もしや膿皮症か?」と湿疹を探すものの、膿皮症の湿疹ほどハッキリしたものではない(ルーシーは、子犬の頃、謎の下痢が続き膿皮症になった)。また、虫に刺された跡も見られない。
 とはいえ、こちらは素人だ。「あ、湿疹だ!」と触ってみると乳首だった(笑)。
 患部がどこなのかがわかりづらい。赤ちゃんのおしり○きで皮膚に刺激を与えない程度に拭いて、浮いたカサブタを取り除く。しかし、カサブタの大半はまだ皮膚に張り付いていた。
 今朝もう一度見ると、カサブタがまた増えていた。誰も見咎めない時間を見計らっての寝床で舐めていたのか?おしりふきで鼠径部を拭かれて気になったのかもしれないけど。

 カサブタということは、治ってきているということかなぁ?
 放っておいて自然に治癒するのを待つべきか?
 でも、何かの感染症だった場合、雨続きで雑菌が繁殖し易いから治りにくいだろう。
 悩みながら動物病院へ。


 患部を見た先生が一言。「う〜ん、これは・・・分かりにくいですねぇ」
 「これは湿疹?ホクロなのかな?」
 いえ、それは乳首です←自分も間違えたところ(笑)
 「これは・・・カサブタか」


 プロの先生をしても患部が分かりにくい。
 一部のカサブタを剥がしてみると、少々皮膚が赤くなっているけれど腫れは少ない。
 剥がしたカサブタに毛がついていた。どうやら毛根近辺にカサブタができているらしい。

「毛包炎ですね」


 毛包炎って、ニキビみたいなものですか?
 「イメージとしてはそうです。ニキビは脂がたまって、そこに雑菌が繁殖して炎症を起こしますが、毛包(毛根を包む袋)には脂はなくて、単に雑菌が繁殖するものです。」
 カサブタになっているということは、治ってきているんでしょうか?
 カサブタの下の皮膚が白ければ治ってきています。でも、まだ少し赤いですよね?ということは、まだ炎症を起こしているということです」
 「毛包炎は、1週間くらいかけて徐々に悪くなりますが、治るのも1週間くらいかかるんです」
 「もっと悪化していれば飲み薬で治すんですが、そこまで悪くなっていませんからねぇ」と思案された。

 とりあえず朝晩2回消毒して1週間ほど様子を見ることに。

 周囲の毛を剃ったら治りが早くなるかと尋ねたら「可能性はありますけどね・・・」と消極的な回答。

 とりあえず他のワンちゃんに感染するような病気でなくて良かった。ただ、普段触られないところを触られると、本犬も気になって舐めてしまう。なんだか治療前より舐めるようになった気がする。「あ〜!」「ダメ!」と言えば言うほど、隠れて舐める。困ったもんだ。
 できるだけルーシーを忙しくして、オマタのことを忘れさせなくちゃ。
 でも、外は大雨。どうすんだよ(TOT)。

体重:13.3kg ちょっと太ったかな?