ただいまリハビリ中

 (あ)は心の傷のリハビリ中(爆)。
 7月半ば、我が家の『けっこう毛だらけ号』を壊してしまったのだ。場所は山中の空き地。駐車しようとしたところ、気がついたら藪の中に突っ込んでいた。(あ)もルーシーも無事だったけれど、フロントバンパーが死角にあった木の根に当たって、大きく曲がり内側の配線(?)が剥き出しになってしまった。
 恐ろしいことに、何をどうして藪に突っ込んだのかという記憶がない。アクセルとブレーキを踏み間違えた???それすらも覚えていない。
 お友達の電話を借りて(た)に取り急ぎ連絡しようとしたけれど、ショックのあまり携帯の番号が思い出せない。そこで自分がパニックを起こしていることを自覚した(笑)。

 ディーラー(N○tz)に持って行って見てもらうと、開口一番(修理代の支払いは)保険ですね」。車体の傷を見ると「これはアクセルとブレーキを踏み間違えた傷ではないですね。もしそうなら、この程度では済みませんから」じゃあ、一体何をしたんだろう(怖)?
 修理には「余裕をみて2週間。大体10日間くらいで戻ってきます」とのこと。ディーラーには代車が出払っていて、使用できたとしても2〜3日単位だという。それに部品が取り寄せには時間がかかるらしい。
 「とりあえず自宅に持って帰って、部品が到着するまで使っても良いか」と訊くと、「ボンネットの凹みを直している間に部品は到着すると思います。今日から預かった方が、修理後の納車が早いと思います」というので、その日の夜から車ナシ生活が始まった。

 (あ)は普段から必要な場合を除き、極力車を使わない。それでも酷暑の時期に車が使えない不便を痛感するのに、数日とかからなかった。よく考えたら、この一ヶ月ほど日の高い時間に外を歩くことはなかった。開店時間に合わせてスーパーに行くのだが、10〜15分の距離を歩くだけで汗ダクで息も絶え絶え。
 米がない。酒がなくなってきた。洗濯用せっけんが、あとわずか。
 こういう時に限って、なんで持ち運びが難しい、重い物が足りなくなるんだろう(苦笑)。
 また、真夏日の日が高い時間帯に隣家に、消毒作業が入るという。カンカン照りなので散歩に出る訳にもいかず、ルーシーと2人でリビングに冷房をかけて閉じこもる。(あ)自身も苦手だけど、ルーシーも冷房が苦手らしく、やたらと「外に出せ」と訴える。自己チュー犬をなだめつつ、リビングに篭っていると、インターホンで「今から作業します」と当初の予定から30分も遅れて連絡が入る。「サッサと終わらせてくれ」と思っていたら、「雨が降ってきたので明日にします」

 台風が来てるって、朝のニュースで言ってたやんけ!
 植木屋のくせに、天気くらいチェックせんか!!←八つ当たり(笑)

 後になって思ったのだけど、車がなくて一番困るのは、家族やペットの急病だったろうな。特にペットの場合。言葉が喋れないだけに、病状が緊急で手当を要するかどうかの判断も難しいから、取り急ぎ病院へってことになるし。

 かくして、自分の運転ミスにより、2週間にわたり自分の首を閉めることになった訳。
 ところが、それでは終わらなかった−−−。

 当初2週間(10日とも言ってたよな、え?)で仕上りの予定が、納車はもとより、進捗状況の報告も、納車予定の連絡さえ来ない。主婦だからってバカにしとるんか?ムカついた(あ)は、ディーラーに「この週末に車がないのは絶対困る。そちらに代車を手配してもらうから」と強く要求。
 なお、この週末も、ディーラーには代車がなかったらしく、営業がペコペコしながらレンタカーを持ってきた。修理終了までの期間にかかるレンタカー代は、ディーラー持ちである。
 「こっちがいくら言っても、カエルの面になんとやら なんやな。実際に自分の懐が痛んだらサッサとしよるやろ」と思って待っていたら、2日後「出来上がったんですが・・・」と連絡アリ。

 「ボンネットの凹みが直っていないので、もうちょっと預からせてもらいます」
 ルーシーじゃないけど、自分に横山のやっさんが乗り移りそうになった(笑)。

 ようやく日曜日の午後に『けっこう毛だらけ号』が帰宅。最終的には17日間もかかった。安心したものの、どうも運転するのが怖い。月曜日は1日車とにらめっこ(爆)。火曜日になって「これじゃ一生車に乗れないぞ」と思い、A先生に会いにホームセンターへ。修理の間に予定していた授業をキャンセルしてしまったので、きちんとお詫びしたかったし。
 という訳で、ルーシーの母は、ただいま心の傷のリハビリ中。皆さん、優しくしてね(爆)。