(あ)の知らない世界
前回の授業で、先生と候補曲を2曲まで絞った。今回の候補曲は、テンポと曲の長さ、メロディ展開がなかなか合わず。かなり苦戦している←ええ、まだ現在進行形ですねん(;_;)。
2曲に絞るにあたり外された中に、今までと毛色の違う音楽があった。曲の感じは『スリラ○』系(笑)。
昔々「先生、いつか、ルーシーとスリラ○を踊りたいねん」と言ったら、「私、怖いのダメです」と即座に断られた。
「(ス○ラーは)怖いです」一体、スリ○ーの何が?
「全部!!」 ・・・?
特に、曲の途中でナレーションが怖いのだと言う↓。
“Darkness falls across the land, the midnight hour is close at hand. Creatures crawl in search of blood, to terrorize y’all’s neighborhood.”(暗闇が地上に降りて、ほどなく真夜中がやって来る。モンスター達が血を求めて這いまわり、オマエ達を恐怖に陥れる)みたいなの。
この曲のPV(ショートフィルム)をご覧になったら、お分かりだと思うが、スリ○ーはパロディの分野に入るだろう。確かに、ゾンビのメーキャップなどはホラー映画そのものだけど。製作者が本当に怖がらせようと思うなら、ゾンビにあんな踊りはさせないだろう。一種のパロディみたいなものだ。
まぁ、マイケル系は著作権の問題があるので避けたほうが良いかなと、この時はあきらめた。
で、今回はスリラ○ではないけれど、それに似た別の音楽を候補曲に入れていた。
テンポも良く、メロディ展開もまずまず。長さは途中を切って調節できる。
(あ)は「ハロウィンも近いことだし良いんじゃない〜?」と、独り、ほくそ笑んでいた。
で、先生に曲を聞いてもらったところ、
「UFJのアレみたいですね」
・・・先生、UFJは銀行です。言いたいのは”USJのアトラクション”ですか?(笑)
「そうです!この曲やったら、Iさんはオバケの格好をしないとあきませんよ」
「Iさんは、ドラキュラの格好するんですか?」
こんな太ったドラキュラはいませんけどね。必要だったら仮装しますよ。
ルーシーと二人して目の周りを真っ黒に塗って・・・って、ルーシーは要らんか(笑)。
先生は、しばらく黙って曲を聴いていたが、途中で
「やっぱりダメです!!」
この曲もナレーションが入っている。しかし、怖がらせるような内容ではないし、短い。それに男性の高笑いがメインだ。
一体、何が怖いんだかさっぱり分からん!
今回は少し突っ込んで訊いてみた。
ちなみに、先生には、一体この曲の何が怖いんですか?どのくらい怖いんですか?
「たとえて言うと、砂場のアリのような・・・」
アリ?アリが怖いんですか?
「同じですよ!!」
全く理解できん(爆)!!
人によって怖いものは違うし、自分には霊感がないから怖さを感じないだけかも。霊感があったら見える世界も違うだろうし、(あ)には知り得ない怖さを実感しているのかも。
先生、もしかして『見える人』ですか?
「いえ・・・でも何かの気配を感じることはあります」
「Iさんは、おばけ屋敷とか怖くないんですか?」
自分達の周囲を漂う霊体と、おばけ屋敷は違うと思うけど(爆)。
(あ)は、子供の頃、夏になると、よく近所の遊園地のおばけ屋敷(水木し○るワールドみたいなのね)に行っていた。新聞の契約更新で、よく入園券をもらったからだ。一日プールで遊んだ後に、両親と一緒におばけ屋敷に入る。冷房が効いていて気持ちよかったのを覚えている。ちなみに、弟は母にしがみついて泣き叫んでいたけど、そういう人が側にいると、逆に怖さは感じないものだ。
「すいませんが、この曲はダメです」
う〜〜〜む、どうやら先生の指導を受ける以上、たとえパロディであっても、ちょっとでも怖いものを連想させるような曲はアカンようだ(笑)。
(あ)の知らない世界。意外なところにあるらしい(爆)。