癌と闘う食事再び〜1

 現在ルーシーの食事は、低アレルゲンのドッグフード、牛すじのスープ(肉は入っていない)、野菜、ビタミンCとグルコサミンのサプリ、ターメリックである。この内容は、主にアレルギーと関節炎に対応するためだけれど、ガン予防にも効果があると考えている。
 関節炎とガンに関するMessonnier先生の著書2冊を読んでみると、関節炎とガンには「炎症」が共通項。炎症は、ガンにも良くないらしい。だから、先生がガンについて勧める食べ物やサプリには、消炎効果もしくは抗炎症効果のあるものが多い。
 その一方で、前述の食事を2年ほど続けていても、ルーシーに腫瘤ができたことで(あ)は再び不安になっている。ルーシーは、老化が速く、腫瘤ができ易い体質なのかもしれないと。
 体質だとしても、なんとか腫瘤や腫瘍を防げないか?
 防げないにしても、できるだけ先送りにしたい。
 できればサプリや薬ではなく、自然の食べ物で、抗癌効果があるもの、抗酸化物質の入ったもの。

 調べたところ、気になるものが2、3種類出てきた。
 
 緑茶ときのこである。

 緑茶
 EGCGをはじめとする緑茶ポリフェノールは、抗ガン効果があることが示されている。多くの研究によれば、EGCGは、抗癌力を高めるという。細胞自然死を引き起こす力があるという。EGCGに関する大きな課題は2つあり、ひとつは、体内に入ると効果が続かないので大量に飲まなければならないこと、そして、2つ目は、EGCGが全ての動物または人間について効果がある訳ではないということだ。ガンを患う犬について、EGCGの効果を示す研究は今のところない。しかし、EGCGが害を与えることは考えにくく、むしろプラスになると、多くの科学者が考えている。
 犬に緑茶を与える場合の適量は分かっていない。ラットを使った研究によれば、体重1kgあたりEGCGを2,000mg投与すると(ラブならば1日60gに相当)生命に係わるという。犬を対象としたその他の研究では、体重1kgあたりEGCG調合液500mgを、犬に対して、食後に数回に分けて投与したところ問題がなかったとう。なお、同じ物を、絶食した犬に急速静注(一度に比較的多量に静脈に注射)したところ、具合が悪くなったという。つまり、犬に与えるべき投与量は、体重1kgあたり500mgを超えないこと、そして食後に与えることが肝要である。なお、EGCGは、化学療法に使用される一部の薬とは相容れないため、犬がガン治療を受けている場合には、EGCGを投与する前に、かかりつけの獣医に相談しなければならない。

↑ネットの海外のサイトから引用

 ここで言う緑茶って、日本茶でも良いのかなぁ?緑茶にはクロロフィルが含まれて、これは抗炎症効果がある。また、フリーラジカルがDNAに結びついて変異を引き起こすのを防ぐらしい。せっかくクロロフィルを摂取し易い日本茶が入手し易い環境にいるのだから、これを上手く使えたらイイなぁ。
 ちなみに、Messonnier先生の本では、緑茶抽出物などの抗酸化物質は、肺へのダメージを軽減すると書かれている(緑茶自体については記載がない)。

 その一方で疑問もある。

 まさか茶葉そのものを与えるんじゃないよね?←そこから書いてないのよ(;_;)
 必ず食後というのはカフェインのせい?
 他にも、犬が摂取すると問題になる物質、または好ましくない物質が含まれているの?

 ご存知の方がおられたら、教えてください。