どこまでも、ややこしい

 金曜日は久しぶりの教室。音楽だけ決まっていたので、今回は構成を考えることに。
 自分で2週間ほど考えたんだけど、全く浮かんでこないんだなぁ。部分的には「このムーヴかな」等とアイディアは出るものの続きが出てこない。そのうち音楽のどの部分をアピールすべきなのかが分からなくなって、ダァ〜っと投げ出してしまうの繰り返し。困り果てて先生に頼んで一緒に考えてもらうことに。
 今回の音楽だと大技が入れにくい。大技ったって、ハナからジャンプやスタンディングができる訳じゃないし。ルーシーにできることは、ほんのわずかだ。だけど、これじゃ、ちんまいダンスになっちゃうなぁ。遠隔?しかし、そこまでの拍数がないんだよなぁ。
 2人してウンウン言いながら考えていると、申し訳ない気持ちになった。「スイマセン、私らのために先生まで煩わせてしまって」と言うと、先生は笑顔で「何をおっしゃいます。それに、今が一番楽しい段階ですよ」
 ・・・そうなのかなぁ?
 私ゃ、毎回、最初から苦しんでますが。
 音楽を流しながら、候補に挙がったムーヴをやってみて、ひとつひとつの動きのスピードを見る。
 すると、できると思われたことでも、いろんなアラが見えてくる(爆)。
 ルーシーは、キープもさることながら、立止もイマイチ。立ったまま動かないだけならできるんだけど、その後にムーヴがあると、かならず余計なことをする。一番多いのは、右足が上がること(爆)←そんなとこだけ、ボーダーにならんでよろしい
 顕著な例はフロントステップ。一歩進んで止まる場合、前足は止まっているのに後ろ足が地団駄を踏む。アウアウとウルサイ。
 理由のひとつは、体が曲がらないように姿勢の直しを入れるので、おやつを与えるまでに時間がかかるからなんだけど→おかげで「行き過ぎ」というコマンドが増えてしまったよ(;_;)
 一番の理由は、ルーシーにとって、フロントステップは「つまらない、見せ場がない、何をさせようとしてるのか分からない代物」だからだと思う←何様のツモリじゃ。黙って指示に従え。
 小型犬の見せるピシっとメリハリの効いたフロントステップ。私ゃ、憧れるわぁ。
 先生と「地団駄付きのフロントステップなんか格好悪いよなぁ〜」てことで、練習はしてきたけれど、これまでダンスには入れたことがない。
 おまけに「ストップだよ」と声をかけると、1、2歩目は大丈夫でも、3歩目(笑)くらいから「ほな、ターンしまひょか?」と命じられていないことをする。
 どこまでも、メンドクサイやつヽ(`Д´)ノ!!
 面白いことに、フロントステップの逆ポジ(頭が向こう側で、ハンドラーの前にお尻)でサイドステップをするのは好きらしい。
 あぁぁ、ややこしいヽ(`Д´#)ノ
 音楽の性質上、遠隔や大技が入れにくいから、どうしてもステップワークの割合が増えるだろうなぁ。そうなりゃ、苦手でも入れなきゃイカンだろう。
 うぅぅむ。こんなんでダンスが仕上がるのか?
 まぁ・・・仕上がらなくても良いけどね(爆)。