おばさん階段の〜ぼる〜♪

 最近、夜のルーシーは、元気が有り余っている。非常にめんどくさい(笑)。
 後は寝床に入るだけという時間。リビングでまったり・・・のはずが、2階へ行こうとしたり、体を窓にぶち当てながら尻尾を追いかけたり。オモチャをブンブン振り回して、うっかりTVの裏に放り込み、配線のややこしいところへ突進したり。
 体を触ると、ダンスをした後の”コリコリ感”はない。ダンスの練習をすると、特段動いた訳でもないのに、後ろ足の筋肉が張ったような、コリコリした感触にしたものだ。最近は「お尻、揉んで〜」と訴えることも少なくなってきた。
 歩き散歩ばかりの毎日だ。本犬は物足りないのかも。運動のウェイトを朝に置くようにしたので、昼間は爆睡。一方、夜は眠りが浅い。暑さのせいもあるだろうが、しきりと寝返りを打って物音を立てる。
 運動が不足しているのだろうか?時折、ワケもなく反抗的になることがある。しつこく「撫でてくれ」と訴えるので、こちらが撫でてやると唸ったり。単に「そこぢゃない!」と言いたいのか??何にしろルーシーのワガママなんだけど。

 という訳で、新たに運動方法を考えた。
 題して――大人の階段の〜ぼる〜♪(笑)

 博物館の建物横にある、比較的傾斜のある階段を登るのみ。それも、ゆっくりと。中程度のスピードで、トントンと調子よく上がろうとしたら、ルーシーがいきなりすっ転んだ(笑)。リードを着用しているのを忘れて、自分のリズムで登ろうとしたから。せっかちなヤツである。
 足を傷めたら無意味なので、あらかじめ「ゆっくりよ〜」と声をかけ「ゆっくり、ゆっくり」と声をかけながら一緒に登る。
 それでも汗ダクになる。朝の涼しい時間帯でもそうなんだから、夕方は、とても無理。
 こちらが最初に音を上げた。「普段から鍛えているならともかく。こんなこと、イキナリやっちゃーイカン」と激しく後悔。階段の上で息を整えていると、側のルーシーは満面の笑み。「お母さん、ダメダメやねぇ」と嘲笑われている気がした。


 こちらは密かに「こりゃ毎日続けられん。明日から止めよう」と思っていた。

 翌日。ルーシーは、リードを引っ張って階段へ行こうとする。お母さんのダメダメぶりが見たいらしい(爆)。

 一体、どちらがどちらを鍛えてるのやら?

 でも全然痩せないんでやんの(TOT)