困ってます〜再び2〜

<前日からの続き〜>

 梅雨から夏本番を迎え、野良猫が我が家に足を運ぶことは減ってきた。その間、こちらはコーヒーの出し殻(・・・と言うのかな? 笑)を庭に撒いたりして、忌避努力はしていたけれど。「あまりの暑さに、猫も餌を与えている人の家近隣に留まっているのだろう」と考えていた。実際、まだ薄暗い時間に、小学校近くの公園で何匹かのネコが涼んでいるのを目撃していたし。
 先週のある早朝、いつものようにルーシーを連れて散歩に出た。道路の真ん中に、何やらうごめくものを発見。暗い中なので判別できなかったけれど、小さな動物(複数)が飛び跳ねたり走り回ったり
 また、野良猫が子猫を生んだらしい。

 子猫達は、こちらの姿を認めたらしく、慌てて家の敷地に入っていった。
 ルーシーが気づく前で良かったけれど、こちらは、この現実が受け止められず、しばらく道路に立ち尽くしていた。

 最悪のパターンやん。

 (あ)が最初に環境委員長に相談したのは5月後半だから、その時点で、きちんと手を打てば良かったのに。

 ガックリしながら庭に水撒きを始めると、2匹の大きなネコがつつじの茂みから飛び出してきた。慌てて逃げていく後ろ姿は成猫。春に見た野良猫が、すでに大人になっていたのだ。
 猫達は、水がかからない道路に降りたところで振り返った。

 そして(あ)は見た。

 野良猫達が水色の首輪を着用していた。

 首輪さえつければ、飼育責任を負っていると思っているのか?

 救いようのない最悪のパターン!!

 飼育責任をきちんと果たしていなかった人間が、形だけネコの飼い主になったとは。

 これから、きちんと責任を果たすとは、到底考えられない・・・。

 こうなったら、ヤケクソで習字の張り紙でもするしかないだろうか←ウソです(笑)

 でもね、あながち「ウソ」じゃないよね。被害に遭い続けている人の心境は。
 前に相談に乗って直談判したケースでは、被害者は開口一番「私、もうノイローゼになりそう」と、文字通り、こちらにすがって来られた。それを、当たり障りのない対応で済ませて良いのだろうか?

 手をこまねいている間にネコは増える。その責任は、たとえ餌を与えている人間が悪いにしても、この人間だけと言えるだろうか?

 どなたか良い案がありましたら、教えてください。よろしくお願いします!