雨の前に水遊び

 半月ほど自粛していたら季節が少し進んだ。夜は涼しくなってきたしね。それでも週末は雨だと聞くと、生来の貧乏性がうずく。近場の遊び場へ。
 大雨が降った後だから水量は多いと思ったんだけど、そうでもなかったなぁ。

 到着直後は貸し切り状態。しばらくして家族連れが2組やって来た。幼稚園くらいの子供達は、ルーシーを見つけて「あの子、可愛い〜!」と歓迎ムード。犬が側にいて子供が危ないと思うのなら、別の場所へ行けば良いのにさ。親達は、こちらの様子をチラチラ窺いながら、わざわざ同じ場所で遊んでいた。
 とはいえ、さすがに居心地が悪くて早々に撤収。帰る準備をしていたら、チラ見の父親が見るからにリラックスし始めた。アンタが怖いんじゃん。子供の方がずっとフレンドリーだよ(爆)。
 同じ子供でも小学生くらいになると、犬を怖がる子が増えるのはなぜだろう?全員が全員、犬に嫌なことをされた訳じゃないと思うんだけど。「可愛い〜!」と思っている頃に犬と触れ合えば、犬は怖くないと思えるんじゃないかな?犬は飼い主の監視の下で、また子供は親の監視の下で会わせれば、そうそう事故は起こらないと思う。
 親が触れさせないから、子供は犬が怖いと思い込む。さらに自分が親になると、自分が触れないもんだから子供達に「犬は怖いもの」と先入観を植え付けるのだと思う。
 「犬と友達になれる」ことを知った子供は、知らない子供よりも人生が豊かになると思う。子供の人生を豊かにできるかどうかは親や周囲の大人次第。チラ見で他人の様子を窺う自分の姿を想像してみな?父親として少々情けないぜ。